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自分の倉庫を勝手にショベルカーが破壊!?人気ブログ「GIGAZINE」の記事が話題に!法律の抜け道か?警察も止められず


日本トップクラスの人気ブログ・GIGAZINEさんが保有している倉庫が勝手に破壊されたと物議を醸しています。

GIGAZINEさんによると、大阪市西淀川区にあるGIGAZINE旧本社へ編集長たちが荷物を取りに行ったところ、全く事前連絡無しでGIGAZINEさんが保有していた第一倉庫がショベルカーで破壊されていたとのことです。編集長たちは即座に解体作業の中止を要請するも、業者側は「20分ほどで責任者が来るが、作業はそのまま続行しろと言われた」として作業を継続。

遂には警察まで呼ぶ事態になりますが、地主のYさんが「この土地は自分の持ち物である」「この建物は自分の持ち物である」「お前のものではない」などと主張し、GIGAZINE側と地主さん側で言い合いになったようです。最終的には警察官と仲介した不動産会社が仲裁に入り、地主さんんたちを撤収させて騒動は一段落したとなっています。

ただ、その後の説明で登記名義が『GIGAZINE編集長』になっているということは地主のYさんも不動産会社も承知していたことが発覚した上に、西淀川警察も「建造物損壊罪にはならない」と判断したと記事では伝えています。

どうやら、警察は「自動車でビルに突っ込んでくる」「建物を爆弾で爆破する」「壁面にスプレーで落書きする」ぐらいの故意性が無ければ動けないみたいで、今回の事例は「自分の土地の上にある建物を『返してもらった』と地主は思い込んで破壊しているので『故意性』がない」と判断して警察が動こなかったみたいです。

他にも何もない更地にしてしまえば「滅失登記の申出」によって登記を書き換えることができる制度があり、このような法律上の穴が放置されていることも発覚しました。この記事はFacebookやTwitterで1万回以上もシェアされ、多くの人たちが驚きの声を投稿しています。

まさに昔ながらの地上げ屋のような行為が今も続いている証拠だと言え、根本的な解決のためには法改正をしなければ難しそうな案件です。

 

ある日突然自分の建物を他人がショベルカーで破壊しても「建造物損壊」にはならないのか?
https://gigazine.net/news/20190329-gigazine-destruction/

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