自民党が参院選対策として配布した冊子が物議を醸しています。
この冊子は「フェイク情報が蝕むニッポン トンデモ野党とメディアの非常識」というようなタイトルで6月に配布され、野党批判の言葉やイラストばかりが書き連ねてありました。野党の党首と見られるイラストは悪意がある絵ばかりで、週刊文春も「自民党“ネトウヨ本”配布騒動」として取り上げています。
実際に冊子を受け取った自民党議員からは「とても活用できるようなものでは無い」「このような冊子を保守言論だとは思っていません」などと批判や困惑の声が相次いでいました。党本部が配布したということで与党幹部も把握していると見られていますが、あまりにも低俗で幼稚な冊子に強い違和感を感じると言えるでしょう。
自民党“ネトウヨ本”配布騒動 石破茂は「分断を煽ることに他なりません」と痛烈に批判
https://bunshun.jp/articles/-/12831
「私は、このような冊子を『保守言論』だとは思っていません。自らのイデオロギーを声高に主張するのは『革新』的な手法であって、保守は本来静かなたたずまいのものだったはずです。(略)意見を異にする者を罵倒することは、分断を煽ることに他なりません。私は、分断を是とし『相対多数を獲得して勝利すればいい』と考える政治手法は、結局、長い目で見たとき我が国を弱体化させかねない危うさをはらんでいると考えます」
アフリカ出張のあいだに妙な本が届いていました。数ページ読みましたが、とても活用できるようなものではありません。わが党を応援する意図をお持ちなのかもしれませんが、ひいきの引き倒しもいいところです。しかも10冊余りも。
扱いに困ります。 pic.twitter.com/40tghOcArj— 武井俊輔(自民党 宏池会) (@syunsuke_takei) 2019年6月18日
頂きました。後で読もう。 pic.twitter.com/WcVa6qcRLj
— 小野田紀美【自民党 参議院議員(岡山県選挙区)】 (@onoda_kimi) 2019年6月11日
自民党本部が全所属国会議員にドサっと配った「ネトウヨ冊子」を石破茂さんが批判しています(「文藝春秋」8月号)。
〈現在の自民党は、先輩方がずっと大切にしてきた「自由民主党」とは違うものに変質してしまったのではないかー最近、私はそう危惧しています〉。
ネトウヨ冊子を配る自民党本部。 pic.twitter.com/8uNQzBBzyv
— 有田芳生 (@aritayoshifu) 2019年7月7日
日刊ゲンダイより
自民敵対候補を誹謗嘲笑するビラがバラまかれている。例の自民党内に出回った #テラスプレス をネタ元にした小冊子とソックリな雰囲気だ。
狭量な安倍政権らしい性格の悪いやり方だ。こんなんで日本が良くなるはずがない!#安倍政権支持って恥ずかしい #ヤバすぎる安倍政権 pic.twitter.com/hIRJGglm6n— 光頭半兵衛云々 (@hage3826) 2019年7月14日
自民党本部が所属議員に配布した野党や安倍批判を誹謗中傷する冊子を作成したのは内調であるとするこの新恭の記事には説得力がある。「不心得な政治権力者が年に何億円もの調査費を使う秘密機関を思うがままに操ることができるなら、これほど恐ろしいことはない。」その通り。https://t.co/Gzf361RQqB
— Holmes#世論の理性 (@Holms6) 2019年7月12日
自民党本部が配布した「トンデモ野党」冊子 https://t.co/xcu5OPilyd
立憲民主や共産、朝日や東京新聞をぴどく叩く一方で、安倍政権をすべてを持ち上げている。そんな「テラスプレス」の記事を冊子にして大量に党内に配るクソ安倍政権。内閣情報調査室が絡んでいる可能性は捨てがたい。#新聞記者みた— 光頭半兵衛云々 (@hage3826) 2019年7月11日
櫻井よしこの連載、思わず吹いた。これもブーメランじゃないの?
朝日が天声人語で安倍政権を批判して「人のあくびは犬にも伝染するらしい」。すると櫻井氏、「安倍政権、つまり安倍首相を犬にたとえるのか」とおかんむり。でもさー、自民党小冊子で本当に犬にされた人、いたよね? pic.twitter.com/Gug2bZodmt— もみじまん (@Futokaikosaiban) 2019年7月10日
いいね!しよう