愛知県で行われている国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」に展示されていた「表現の不自由展」が中止となりました。中止が決まったのは慰安婦問題を象徴する少女像や昭和天皇の燃える映像などを展示していた「表現の不自由展」です。
ネットをキッカケにして批判の声が相次ぎ、税金を10億円も投入していることもあって、市民から見直しや中止を求める声が殺到していました。
津田大介芸術監督は「リスクの想定、必要な対応は識者にも話を聞いてきたが、想定を超える事態が起こったことを謝罪する。僕の責任であります」と述べ、予想を超える規模の批判があったとコメントしています。
名古屋市の河村たかし市長も「日本国民の心を踏みにじる行為」として、実行委員会会長である大村秀章・愛知県知事に抗議文を提出。市民と行政の双方から批判があったことで展示の見直しに踏み切った形です。
一方で、自民党の山田太郎議員などからは「今回はクローズドな場所でのこと。公権力が表現を発することを中止させてはなりません」などと懸念の声も見られ、現在進行系で展示の中止を巡って議論になっています。
「表現の不自由展」中止に 少女像作品めぐり抗議が殺到
https://www.asahi.com/articles/ASM833DC1M83OIPE003.html?iref=com_flash
愛知県内で開かれている国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」(津田大介芸術監督)の実行委員会は3日、企画展「表現の不自由展・その後」の中止を決めた。慰安婦を表現した少女像など、各地の美術館から撤去されるなどした二十数点を展示しているが、抗議の電話が殺到するなどしていた。
津田大介氏が謝罪「想定を超えた。僕の責任であります」
https://www.asahi.com/articles/ASM8363X3M83OIPE028.html
愛知県内で開かれている国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の芸術監督を務めるジャーナリストの津田大介氏は3日記者会見し、中止を決めた「表現の不自由展・その後」について、「リスクの想定、必要な対応は識者にも話を聞いてきたが、想定を超える事態が起こったことを謝罪する。僕の責任であります」と述べた。
記者「これは反日作品なのか」
市長「誰でもそう思ってる」
記者「それは言い過ぎだ!!」
市長「相当多くのほとんどに近い日本国民がそう思ってる」
よく言った河村市長!!と言いたいのに、ここまで反日姿勢を示してくるマスゴミの記者に腹が立って仕方ない。#あいちトリエンナーレ #マスコミ pic.twitter.com/pOJBIEEhmd
— Lauda (@Lauda66985657) 2019年8月2日
(あいちトリエンナーレの問題で一番腑に落ちないのは、慰安婦像展示でも、昭和天皇への府警でもなくて、「ネトランでワレズ特集とかやって荒稼ぎしてた、ある意味芸術から極北に位置する金髪某氏が芸術監督なのか?」という点なのですよ。)
— 青木文鷹@3日目(日曜)西し38a (@FumiHawk) 2019年8月3日
あいちトリエンナーレの件、陛下の顔写真を燃やす映像について。あれね、ある作家が陛下のコラージュを富山県立近代美術館に出品し作品が撤去され図録も焼却処分に。で、同館と同じ行いとして陛下の写真を燃やす行為を別の作家が映像に記録して突きつけた。そのあたりの前提を知らずに議論しても不毛。
— 新川貴詩 (@shinkawa_takash) 2019年8月2日
あいちトリエンナーレで展示されていた少女像が撤去されることに決まったことを残念に思います。芸術の自由を信じきれない、託しきれない社会があることが残念です。 pic.twitter.com/ehW61ngbmF
— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) 2019年8月3日
あいちトリエンナーレの「表現の不自由展・その後」は、表現の自由について考えてみましょう、という趣旨の展示なのに、それへの反発がやけに強いというのは、実は多くの人びとは「表現の自由」について考えたくなんかない、ということを意味するのでしょうね。
— 墨東公安委員会 (@bokukoui) 2019年8月3日
「あいちトリエンナーレ」の慰安婦像などについて芸術監督の津田大介は「表現の不自由」が今回のテーマで「多くの人が不快になる表現があることは分かっている」と言い訳。そもそもあれは芸術作品などではなく、単に日本を貶めるだけの政治的活動。それを税金でやらせちゃいかんよ、大村愛知県知事。
— 加藤清隆(政治評論家) (@jda1BekUDve1ccx) 2019年8月2日
#あいちトリエンナーレ のメイン会場前に3日昼頃から右翼の街宣車が2台登場し、
「#津田大介 出てこい!」と叫びながら15分間隔で周辺を回っている。
彼らが世論を代弁しているはずがない。屈する必要など、どこにもない。様々な圧力を乗り越え、展示を続けて欲しい。 pic.twitter.com/Hydd2wb37F— 初沢亜利 (@arihatsuzawa) 2019年8月3日
頭がまわらない人の為に解説すると、あいちトリエンナーレには約11億円もの県と市の税金が使われています。私費ならどんな表現をしても問題ありませんが、税金を使っているのならそれは県民市民の為に使われるべきです。日本人を侮辱する展示物(ヘイト)に対し税金を使っている事が問題なんですよ。
— ふわふわ🌽 (@rei5884007) 2019年8月2日
本日、「あいちトリエンナーレ2019」に展示されている「平和の少女像」に関連して声明を発表しました。https://t.co/KL0rkqiUIu
不当な制限や圧力を加え、展示をゆるさないという態度は、憲法21条が示した、表現の自由を侵すもので断じて許されません。#あいちトリエンナーレを支持します
— 日本共産党愛知県委員会 (@jcpaichi) 2019年8月3日
あいちトリエンナーレでの『表現の不自由展』、これ従来型の権力対反権力の闘いではなくて、県や市が出資する公的な芸術祭で芸術監督という権力を与えられた人物による恣意的な展示物の選択が、多くの国民から批判受けてるって構図だから。むしろ批判者が反権力の位置にいる。#あいちトリエンナーレ
— ano_ano (@ano_ano_ano) 2019年8月2日
あいちトリエンナーレの件、ネトウヨや街宣右翼による嫌がらせくらいならともかく、国家権力が堂々と抑圧にかかってくるというのは主催者もさすがに予想してなかったのではあるまいか。ある意味大成功とはいえるだろうが、まずい前例ができた(増えた)なあとも思う。
— ystk (@lawkus) 2019年8月3日
あいちトリエンナーレ、私の基本原則は明確です。今回はクローズドな場所でのこと。公権力が表現を発することを中止させてはなりません。ただし、発した表現については表現者は責任を負うべきです。私個人は今回の表現は好みません。関係者に危害が及ばないことを望みます https://t.co/7WDGYjMKTy
— 山田太郎 ⋈(参議院議員・全国比例)3日目西し35a (@yamadataro43) 2019年8月3日
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