アメリカのトランプ大統領が安倍晋三首相にアメリカ産の農産品を大量購入するように要求していたことが分かりました。
この情報を報道したのは共同通信社で、大豆や小麦など具体的な品目を挙げたとされ、米中貿易戦争でアメリカの対中国輸出が減少していることから、その穴埋めを求めたと見られています。
ただ、具体的な規模や数字は不明で、安倍晋三首相の反応も報道がないです。参議院選挙前の日米首脳会談では重要な決定があったとトランプ大統領がチラつかせていたことから、安倍首相はトランプ大統領の要求を容認した可能性が高いと思われます。
しかも、従来の日米貿易交渉とは別枠で購入する形になる予定で、農産品の大量購入以外にも何らかの譲歩を決めた恐れがあると言えるでしょう。参議院選挙が終わるまで全く情報を公開しなかった政府の姿勢を含めて、秋の臨時国会で野党の追求が強まりそうです。
米大統領、安倍首相に農産品購入要求
https://this.kiji.is/533938471144047713?c=39550187727945729
【ワシントン共同】トランプ米大統領が安倍晋三首相に対し、米農産品の巨額購入を直接要求していたことが13日、分かった。
米、日本に農産品購入要求 対中輸出減の穴埋めか
https://www.nnn.co.jp/dainichi/knews/190813/20190813086.html
【ワシントン共同】トランプ米大統領が安倍首相に対し、米農産品の巨額購入を直接要求していたことが13日、分かった。対中国輸出が貿易摩擦で減少しており、穴埋めを求めた形。これまでの会談でトランプ氏は大豆や小麦など具体的な品目を挙げたとされ、米政権は対日貿易赤字の削減を目指して進めている日米貿易交渉の枠組みとは別に購入を迫っているという。日米両政府の関係者が明らかにした。
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