iPS細胞から作った目の角膜の組織を患者に移植して視力を回復させようと、大阪大学などのグループが先月、世界で初めての移植手術を行ったと明らかにしました。これまでのところ、患者の術後の経過は順調だということです。これは大阪大学の西田幸二教授などのグループが、29日会見を開いて明らかにしました。
それによりますと、先月25日、「角膜上皮幹細胞疲弊症」という重い目の角膜の病気を患う40代の女性患者の左目に、iPS細胞から作ったシート状の角膜の組織を移植する手術を臨床研究として行ったということです。
これまでのところ拒絶反応はなく、視力も日常生活に支障がない程度にまで回復しているということで、患者は今月23日に退院したということです。
iPS細胞の再生医療への臨床応用では、目の網膜の細胞を患者に移植する手術などがこれまでに行われていますが、角膜の移植は世界で初めてです。
IPS細胞で治療できる時代か〜🤔
すげえなぁ pic.twitter.com/i3S7w7YbuT— ねくろん🐇 (@Necroad) 2019年8月29日
iPS細胞での角膜移植手術成功、素晴らしいニュース。
私は強度近視なのでメガネやコンタクトレンズがないと生活できないので、眼病リスクとかも不安があるし、やはり普段から不便で仕方ない。
将来的には強度の近視や遠視も回復するようになるといいなぁ。— 🇯🇵ゆら🇷🇺 (@tamayura_yura) 2019年8月29日
千歳くんの視力低下の原因が角膜損傷ならiPS細胞でできた角膜移植が可能になった今、ふたたび完全な姿でテニスできるのかなって思うと嬉しいニュースがより一層嬉しくなったし、先生千歳くんの視力低下の原因はなんですか!!!?!!?!? pic.twitter.com/QsDlwh7cXB
— たべは不在です(ちんでに) (@chindenidayo) 2019年8月29日
こうした研究が順調に進むことはとてもありがたいことですね…(´ー`*)
iPS細胞で世界初の角膜移植手術 経過は順調 大阪大学など https://t.co/JuWlomSMOZ— 左利きの初心者ゴルファー (@asakawakouya) 2019年8月29日
iPS角膜、初の移植 阪大、視力改善を確認:一面:中日新聞(CHUNICHI Web) https://t.co/VONAQJ4q96
人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作製したシート状の角膜組織を、重度の疾患でほとんど目が見えない四十代の女性患者に移植する世界初の臨床研究を七月に実施したと発表した。— ㄜƖ ıՇƕ (@sa3i8te7n8) 2019年8月29日
すげー!こういった絶望的な状態になった患者を救う研究、どんどん進んでいって欲しい
失明状態の女性が視力回復! 大阪大がiPS細胞角膜移植 TBS NEWS https://t.co/2R9hW5abWy
— ジャガアポー (@jagaapple) 2019年8月29日
本当に明るいニュースだ。こういう時代が来て良かった。
失明状態の女性が視力回復! 大阪大がiPS細胞角膜移植https://t.co/YyQ6aPyKlK
— nishichan3 (@nishichan3) 2019年8月29日
失明状態の女性が視力回復! 大阪大がiPS細胞角膜移植 https://t.co/XdmNLs9Nnl
すげえええ!!!!!
未来キテるな…— ジャッキー (@jackeyfishing) 2019年8月29日
失明状態の女性が視力回復! 大阪大がiPS細胞角膜移植 #SmartNews
すごい!
日本の医療技術は本当に目覚ましいものがある✨
政府はゼネコンやマスコミにバラマキするより、医療技術に積極的にお金を投資して欲しい。
庶民に役立たない権力や箱物より、健康の方が大事よ! https://t.co/bkfoG1rPlD— カワリモノ (@mo_kawarimono) 2019年8月29日
Yahoo!ネット募金様を通じたiPS細胞研究基金へのご寄付が、1億円を突破しました! #山中伸弥 所長からのお礼のメッセージが掲載されています。 #iPS細胞 https://t.co/EvoakZ1adq
— iPS細胞研究所 (@CiRA_KU_J) 2019年8月27日
*管理人コメント
まだ実用化までは数年程度は必要になると見られていますが、ほぼ視力の無い状態から回復まで行けたのは快挙だと言えます。年内にも2人目の移植手術を行い、安全性と有効性を確認するとしており、今後の進展がとても気になるところです。
iPS細胞は無限の可能性を秘めた細胞だと言われ、角膜以外でも重要な臓器や細胞の全てに対応可能だと見られています。例えば、去年11月には体が動かなくなる難病のパーキンソン病の患者の脳にiPS細胞から作った細胞を移植する手術を実施し、こちらも経過観察は良好です。
更に大阪大学のグループはiPS細胞から作った心臓の筋肉の細胞をシート状にして、重い心臓病の患者に移植する臨床研究を行うとしています。これらの臨床研究が成功すれば次はサービスとして実用化するための準備に入ることが可能となり、本格的な再生医療が民間にも開放されることになるでしょう。
まだ、コスト面や生産性などで課題が残っていますが、それでも難病を治すことが出来るかもしれないというのは夢がある話です。
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