*官邸
千葉県から政府に支援要請が相次いでいます。
千葉県の森田知事は12日の記者会見で「県民の生活は電気がなければどうにもならない。東京電力にはぜひとも不眠不休でやってもらうよう強くお願いしたい」と述べ、東電に電力の復旧を急ぐように要求。
多古町の所一重町長も「停電や断水に加え電話もほとんどつながらず、状況は改善するどころか、悪化している。犠牲者を出さないよう職員も不眠不休で対応しているが、とにかく停電の復旧をできるだけ急いでもらいたい」というような悲痛なコメントをして、政府や県に対応の強化を求めていました。
また、千葉市の熊谷市長は「過去に例のないレベルの災害で、当初から、もっと県をあげて、国に対し、もっと支援を求めていくべきだった」などと発言し、県の対応遅れを指摘しています。
このような千葉の過酷な現状について、安倍総理大臣は「自衛隊の派遣も行い、昼夜を分かたず復旧作業を進めている。他の電力会社にも協力を要請し、作業態勢を1万1000人規模に拡大することで、一刻も早いライフラインの復旧に全力を挙げていく」と言及しており、国も積極的に支援すると表明しました。
ただ、電力の復旧は依然として見通しが立っておらず、断水の長期化で熱中症患者が多発し、今も千葉県民の生活と命が危機的な状況となっています。
千葉県 森田知事 台風被害で政府に支援求める考え示す
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190911/k10012076981000.html
会議のあと、森田知事は記者団に対し「県民の生活は電気がなければどうにもならない。東京電力にはぜひとも不眠不休でやってもらうよう強くお願いしたい」と述べました。
所一重町長は「停電や断水に加え電話もほとんどつながらず、状況は改善するどころか、悪化している。犠牲者を出さないよう職員も不眠不休で対応しているが、とにかく停電の復旧をできるだけ急いでもらいたい」と訴えています。
台風15号の影響で、12日も停電が続くなど、甚大な被害を受けた千葉市の熊谷市長は、記者団に対し「当初から、県をあげて、国に支援をもっと求めていくべきだった」などと述べ、千葉県や東京電力の対応を批判しました。
記者会見の冒頭、安倍総理大臣は、台風15号について「被害を受けた皆様に心よりお見舞いを申し上げる」と述べました。
そのうえで「千葉県を中心に現在も多くの家庭で停電が発生しており、断水が続く地域もある。自衛隊の派遣も行い、昼夜を分かたず復旧作業を進めている。他の電力会社にも協力を要請し、作業態勢を1万1000人規模に拡大することで、一刻も早いライフラインの復旧に全力を挙げていく」と述べました。
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