千葉市長の熊谷俊人氏がツイッターで、大雨対策用のブルーシートを屋根に張るためのボランティアを募集したところ、批判が殺到して削除する事態になりました。
募集ツイートの中で熊谷市長は「被災屋根のブルーシート養生をしていただけるボランティアの方を募集します。連休後半が雨の予報で、ブルーシート貸出しもかなりの件数になっていますが、養生ができる職人が圧倒的に不足しています。高所作業の経験があり、はしご等を持参できる方がいらっしゃれば是非!」と述べ、被災地の屋根で活動ができるボランティアを募集。
このツイートを受けてネット上では「職人ですら難しいのにボランティアとか無理」「素人にやらせるのは危険すぎる」「けが人が増えたらどうするんだ」などと批判の声が殺到し、これを受けて熊谷市長も問題のツイートを削除しました。
削除後に熊谷市長は「市民相談に紹介できる職人が県内で圧倒的に不足していること、私有財産に公費を投じる課題から市が発注するのは難しく社協の公募を紹介しましたが、再度整理します」などとコメとしており、再度整理した上で募集を呼び掛けるとしています。
国への要望としては
・複数省庁を横断する統括連絡先の確立
・大量の伐採木の広域処理への支援
・屋根の雨漏りを防ぐブルーシート張りができる職人の広域確保
・ビニールハウス等から出る大量の廃材の広域処理
・学校施設の早期復旧に向けた工事業者の確保
などについて要望させて頂きました。 pic.twitter.com/jKoQWn6lai— 熊谷俊人(千葉市長) (@kumagai_chiba) 2019年9月14日
市社会福祉協議会のブルーシート張りボランティア公募について「危険な作業を無償でやらせるのは」というご批判を頂きました。市民相談に紹介できる職人が県内で圧倒的に不足していること、私有財産に公費を投じる課題から市が発注するのは難しく社協の公募を紹介しましたが、再度整理します。
— 熊谷俊人(千葉市長) (@kumagai_chiba) 2019年9月14日
特に、ブルーシートを屋根にかける職人が不足している問題については、熊谷市長からの「既に千葉県周辺の自治体にも要請を出しているが、人手の確保が難しい」との言及に対して、赤羽大臣からは、広域で連携して支援に取り組む旨の回答がありました。
— 平木だいさく (@Hiraki_Daisaku) 2019年9月14日
熊谷市長が屋根にブルーシートかけるボランティア要請。リプ欄には職人でも危険って言葉が並んでる。被災されたお年寄りの方が自ら屋根に登って作業してる映像見たけど心配…
しかも明日から雨が降る予報。微々たる募金しか出来なくて申し訳ないけど、早く元の生活に戻りますように。— miyu (@ryoryoryo21909) 2019年9月14日
ブルーシート張りのボランティアで熊谷を叩いてる奴は何もわかってないな…。千葉の空見てみな。昨日からずっと怪しい雲が出てきてるよ。みんな大慌てで自治体からシート貰って素人なりにブルーシートかけてるよ。職人はな、いまみんな壁塗ったりトタンなおしたりしてて集まるわけねーだろ。
— 🐊🐅ワニコ🐈🐆(繁忙期につき鍵) (@panicwani2) 2019年9月14日
雪国行ったときバスガイドが言ってたけどお年寄りでも屋根の雪落としは友人知人には頼まないそうだ。命に関わる仕事だからきちんとしたプロに頼むとか。
千葉市熊谷市長、屋根のブルーシート養生ボランティア募集はプロに頼むべき。
— とんびまーる (@tonnmaru) 2019年9月14日
大西市長をはじめ熊本市の皆様には感謝しかありません。ところで小出市長。明日から大雨の予報ですがブルーシートを屋根に張る職人は手配していますか?千葉市の熊谷市長は職人のボランティアを要請済みですよ。市原市はシートを配るだけ?#市原市 #台風15号被害 #熊本市 #感謝 #小出市長 #頭を使って https://t.co/uF15b22hjK
— あきお (@retrie2010621) 2019年9月14日
山武市からブルーシートが足りないとの要望を人づてに頂きました。それぞれキャパシティーに限りがある中、千葉市の熊谷市長と習志野市の宮本市長が即断即決ですぐに対応して下さいました。感謝です。
— 小林鷹之 (@kobahawk) 2019年9月13日
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