*豚コレラ
関東地方でも豚コレラが発生したことに政府が騒然となっています。農林水産省は13日に緊急の対策会議を開き、埼玉県で確認された豚コレラの感染経路を解明し、対策を強化すると方針を表明。埼玉県も14日から感染拡大を防ぐためにブタの殺処分をはじめ、すべてのブタの処分を終えました。
ただ、長野県塩尻市の県畜産試験場でも豚コレラの感染が確認されたことから、既に広い範囲で豚コレラが広がっている恐れもあり、豚コレラが何処まで拡大しているのか不明な点が多いです。
関東地方には国内有数の養豚場も多くあり、ここで感染が広がると日本全体の豚に影響を及ぼす恐れもあります。
当初の予定では感染が最初に確認された岐阜県を中心とする8つの府県に豚コレラを封じ込めるとしていただけに、政府の対策方針が大幅に狂った形だと言えるでしょう。
現時点だと効果的な対策案も乏しく、今まで以上の対策を打ち出さなければ、日本の養豚は壊滅的な打撃を受けることになります。
ブタの伝染病、豚コレラの発生が13日に関東地方で初めて埼玉県で確認されたのを受けて、農林水産省は緊急の対策会議を開き、感染経路の解明を進めるとともに養豚場に感染を広げる野生のイノシシの侵入を防ぐ柵の設置を強く求めることなどを確認しました。
14日、研究用に飼育していたブタの豚コレラへの感染が確認された長野県塩尻市の県畜産試験場では15日も感染の拡大を防ぐため殺処分したブタなどを地中に埋める作業が行われています。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
いいね!しよう