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吉野彰さんがノーベル化学賞を受賞!「リチウムイオン電池」を開発した旭化成の名誉フェロー


スマートフォンなどに利用されている「リチウムイオン電池」を開発した「旭化成」の名誉フェロー・吉野彰さん(71)がノーベル化学賞を受賞することになりました。

吉野さんは大阪府吹田市出身の71歳で、旭化成に入社した後は電池の研究開発部門の責任者などを務め、現在の「リチウムイオン電池」の原型となる新たな電池の開発に成功。この功績が評価されて日本人としては8人目のノーベル化学賞に選ばれました。

日本人がノーベル賞を受賞するのは27人目で、ノーベル委員会は吉野さんが開発したリチウムイオン電池について、「リチウムイオン電池は、軽くて、再充電できる強力なバッテリーでいまでは小型の携帯電話やノートパソコン、電気自動車などあらゆるものに使われている。太陽光や風力などのエネルギーを十分ためることができ化石燃料が必要ではない社会を作り出すことも可能にする」とコメントしています。

先日まで日本人の受賞者が居なかったことで日本のメディアは盛り上がっていなかったノーベル賞の発表会ですが、この受賞報告を受けて一面トップで報道していました。

 

ノーベル化学賞に「リチウムイオン電池」開発の吉野彰さん
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191009/k10012119571000.html?utm_int=all_contents_just-in_001

ことしのノーベル化学賞の受賞者に、スマートフォンやパソコンなどに広く使われている「リチウムイオン電池」を開発した大手化学メーカー「旭化成」の名誉フェローの吉野彰さん(71)ら3人が選ばれました。日本人がノーベル賞を受賞するのはアメリカ国籍を取得した人を含めて27人目、化学賞では8人目です。

 

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