台風19号で災害救助法の適応範囲となった市町村の数が東日本大震災を超えたことが分かりました。
報道記事によると、10月13日の時点で台風19号の被害から復旧するために災害救助法の適用を受けた市区町村が308に上り、東日本大震災時の237市町村を超えたとのことです。
災害救助法では避難所や食料提供などの費用を市区町村に代わって国と都道府県が負担すると定め、地方自治体の費用負担を軽減する効果があります。
武田良太防災担当相も記者会見で「それだけ同時多発的、かつ広範囲にまたがる大規模な災害だと言える」と述べ、今回の災害は異例の規模だったとコメントしました。今後も被害を受けた市町村の数は拡大する恐れがあり、台風としてはかつての伊勢湾台風に匹敵するような規模だったと言えるでしょう。
台風19号被害で災害救助法適用の市区町村は308 東日本大震災より多く
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191013-00000079-mai-pol
政府は13日、台風19号の被害で災害救助法の適用を受けた市区町村が308に上ると発表した。東日本大震災の237市区町村より多く、武田良太防災担当相は記者会見で「それだけ同時多発的、かつ広範囲にまたがる大規模な災害だと言える」と述べた。政府は14日に相模湾沖で予定していた海上自衛隊の観艦式中止も決定した。
被災地では、警察、消防、海保、自衛隊が24時間体制で懸命の救出救助、捜索活動を続けています。夜を徹した排水活動によって、特に被害の大きい千曲川の長野市穂保地区では、昨日までに4割の浸水を解消しました。発災から3日目の朝を迎え、先ほど、4回目となる非常災害対策本部を開催しました。 pic.twitter.com/nJTyUQtrTt
— 安倍晋三 (@AbeShinzo) 2019年10月15日
台風19号による豪雨被害、いまだ全容はわかっていませんが、NHKが各地の放送局を通じてまとめたところ、全国で合わせて66人が亡くなりました。堤防が決壊したところや住宅の浸水被害、土砂災害のほか、断水、停電の情報をまとめています。https://t.co/G7zZXbaLxA
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年10月15日
昨日も夜まで人命救助、生活支援を行いました。今朝明け方ごろからは航空機による被害情報収集を行っています。
また、北海道の部隊も青森に逐次上陸しています。#台風19号 #災害派遣 pic.twitter.com/KCNoHA58gs— 防衛省・自衛隊(災害対策) (@ModJapan_saigai) 2019年10月14日
台風19号被害に伴う栃木県所在の陸上自衛隊の災害派遣活動状況① pic.twitter.com/zFN4tb6arZ
— 自衛隊栃木地方協力本部 (@tochigi_pco) 2019年10月15日
台風19号の被害からの復旧作業が本格化し、作業が続いています。
大規模な河川氾濫が発生した長野県を流れる千曲川の周辺では、まだ手が付けられない状態になっている地域もあります。
今日はにわか雨の可能性があります。復旧作業は十分に注意して行ってください。https://t.co/MYlLwvSfQf pic.twitter.com/oYQFarzMiE— ウェザーニュース (@wni_jp) 2019年10月15日
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