10月18日に水産庁は石川県・能登半島沖の日本の排他的経済水域(EEZ)内で、日本の漁業取締船「おおくに」が北朝鮮の漁船と衝突した事故の映像を公開しました。
公開された映像の長さは約13分で、一部は編集されていますが、衝突の前後はシッカリと撮影されていたことが分かります。北朝鮮の漁船は放水を避けるために自分から接近したと見られ、最終的には衝突の衝撃で船体に穴があいて、そのまま沈没していました。
当初、政府は映像公開に否定的な見解でしたが、自民党内部からも「われわれは民主党政権とは違うと示すことが必要だ」などと映像公開を求める声が相次ぎ、今回の公開に踏み切ったと報じられています。
かつての民主党政権時に沖縄県・尖閣諸島沖で海上保安庁の巡視船と中国漁船が衝突した映像の公開を巡って問題となったことがあるだけに、先手を打って対応した形です。
政府、世論意識し漁船衝突の映像公開=拉致問題に影響も
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019101801367&g=pol
日本の漁業取締船と北朝鮮の漁船の衝突をめぐり、政府は18日、当初の慎重姿勢を一転させて映像公開に踏み切った。日本側の主張の正当性を国内外に示し、世論を味方に付ける狙いからだ。ただ、北朝鮮が反発するのは確実。日本人拉致問題の解決に向け、安倍晋三首相が目指す日朝首脳会談の実現は、一層不透明になりそうだ。
北朝鮮漁船との衝突映像 水産庁が公開
水産庁は、今月7日に日本海で漁業取締船と北朝鮮の漁船が衝突した際の映像を公開しました。https://t.co/5yKavfLHDL#nhk_news #nhk_video pic.twitter.com/tOjFBkWoYm— NHKニュース (@nhk_news) 2019年10月18日
【北朝鮮の船衝突】
公開して本当に良かった『並走していた北朝鮮の漁船が
方向を変え衝突した状況が収められていて
水産庁の対応が適切だったことを裏付けるもの』日本側が激突する理由がない
水産庁なら、なおさら。
「EEZから出て行け」の追払いでしかなかっただろう
https://t.co/rVCoTweub9— Chieko Nagayama (@RibbonChieko) 2019年10月18日
「北朝鮮の漁船衝突映像」
逆ギレと不当な賠償要求を堂々としてくるのは南も北も同じか。 https://t.co/zM2CdqtBDC
— WWUK(ウォーク)韓国人YouTuber (@WWUK_twt) 2019年10月18日
北朝鮮漁船と水産庁取締船の衝突映像が公開される https://t.co/0IDCTwD1Pn
本日のプライムニュースでも言及したが、国際法と国内法の縛りがある。法を守って漁師を守れない状況はおかしい。排他的経済水域における実効性ある国内法の整備、海保と水産庁の体制強化により、漁師や権益を守る必要あり— 佐藤まさひさ (@SatoMasahisa) 2019年10月18日
迎えに来た漁船に乗り移ってる。 #primenews pic.twitter.com/rHRUgYJK00
— phonon (@phonon_t2) 2019年10月18日
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