国会では英語民間試験の導入延期が主要なテーマとなり、野党が厳しく与党を追求しました。
国民民主党の徳永エリ議員が「このシステムは問題だ、おかしいと気付いたのはいつか」との質問をぶつけたところ、萩生田文部科学大臣は「就任の時にそのことは感じていた」とコメント。
現役の大臣が就任時から違和感を感じていたと言及したことで国会は騒然となり、さらに萩生田大臣が続けて「英語だけで5万円も7万円もかかるということはやっぱり非現実的だと確認したうえでこのような結論に至った」と発言したことで野党の勢いが強まりました。
政府側が制度上の問題点を認識しながら、制度導入を推進していたということにもなると言え、来週の国会も英語民間試験の問題で荒れることになりそうです。
「教育国会」の様相 英語試験問題、国数にも波及―野党追及緩めず
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019110801260&g=pol
衆参両院予算委員会の集中審議が8日で終了した。大学入学共通テストへの英語民間試験導入見送りや国語・数学の記述式試験をめぐる問題が主要テーマとなり、論戦は「教育国会」(立憲民主党幹部)の様相を呈した。政府は問題に区切りを付けたい考えだが、野党は追及の手を緩めない方針だ。
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