*ムシャラフ
12月17日にパキスタンの特別法廷がムシャラフ元大統領(76)に死刑判決を言い渡したことが分かりました。
報道記事によると、裁判所はムシャラフ元大統領が2007年に自らの再選を確実にするために非常事態宣言を出して、憲法の効力を停止した行為は国家反逆罪にあたるとして、ムシャラフ元大統領に死刑判決を言い渡したとのことです。
この非常事態宣言は当時のパキスタンで大問題となり、全土で大規模な抗議活動が起きて、ムシャラフ元大統領の辞任に繋がりました。
現在はアラブ首長国連邦のドバイやイギリスのロンドンで事実上の亡命生活を続けている状態で、本人が不在のまま判決が出た形です。
ムシャラフ氏は1999年に陸軍部隊を率いてクーデターを引き起こし、そのまま2008年まで大統領を務めていました。親米派ということでアメリカも黙認していたムシャラフ政権ですが、不祥事の多発や非常事態宣言の悪用などで批判が高まり、失脚することになります。
この情勢でムシャラフ氏がパキスタンに帰国しても即座に逮捕となることから、このままずっとムシャラフ氏は国外生活を続けることになりそうです。
パキスタン裁判所、ムシャラフ元大統領に死刑判決
https://www.afpbb.com/articles/-/3259970
【12月17日AFP】(更新)パキスタンの裁判所は17日、ペルベズ・ムシャラフ(Pervez Musharraf)元大統領(76)に対し、本人不在のまま死刑判決を言い渡した。国営メディアが報じた。同国では軍部が訴追を免れることが多いとされることから、異例の展開となった。
ラジオパキスタン(Radio Pakistan)はツイッター(Twitter)に「イスラマバード(Islamabad)特別裁判所は、ペルベズ・ムシャラフ元大統領に対し、国家反逆罪により死刑判決を言い渡した」と投稿した。
死刑判決の出たムシャラフ元パキスタン大統領で思い出すのは、2002年インド国会襲撃事件に端を発する印パ危機の際、パは核の使用を検討したが断念したという話。パは核の先行使用も辞さない強硬姿勢をとったが、やはり実際の核使用の敷居は高いことを示す貴重なインタビュー https://t.co/mDsi9a9ZPM
— やまさん (@securitarian) December 17, 2019
無血クーデターで軍事政権にして大統領にまでなったムシャラフが国家反逆罪により死刑判決とか、権威補正が効かないにも程があるな、パキスタン。
と思ったが、権力維持のために2007年に非常事態宣言出して憲法を停止させたのが国家反逆罪の罪状。
日本もいつの日か安倍晋三に厳しい判決を下す日が来る— ジョニー吉田 (@4gTuchinoeHorse) December 18, 2019
日本も近い将来、こうなりそうhttps://t.co/9Mr3Shrb4P
— sakuranbou110 (@sakuranbou110) December 18, 2019
パキスタンでムシャラフ元大統領に国家反逆罪で死刑判決。
2007年11月にパキスタン全土に非常事態宣言を発出し、憲法を一時的に停止したなどの軍事支配・独裁政権が罪状のよう。
確かムシャラフ元大統領はドバイだかどこか国外にいるはずですが、どうなるの…?https://t.co/VevJRUebNX— スズケー@パキスタンと日本に住みたい人 (@suzukejp) December 17, 2019
パキスタン元大統領ムシャラフ氏が国家反逆罪に問われたのは「憲法の効力を停止して非常事態を宣言するという決定」が問題となったとのこと。誰かさんもやりそうな気がしているんだけど。
— 中沢けい (@kei_nakazawa) December 17, 2019
「裁判で問題になっているのは、2007年に同氏が下した、憲法の効力を停止して非常事態を宣言するという決定」….
うむ。安倍さんが何がなんでもやりたい事は、他国では死刑に値する行為。【パキスタン】特別裁判所、ムシャラフ元大統領に死刑判決 https://t.co/uTncgJxGjo… #Yahooニュースアプリ
— はりねず (@hari_nezu) December 17, 2019
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