大阪市が全国で初めて、ヘイトスピーチ(増悪表現)抑止条例の対象者として、ヘイト行為を行った人物の名前を公開しました。
名前が公開されたのは政治団体「朝鮮人のいない日本を目指す会」の川東大了氏と、まとめサイト「保守速報」の運営者の栗田香氏です。保守速報はいわゆる2ちゃんねる系のまとめブログで、「駆逐排除するのが正しい」「朝鮮人撲滅」などと差別を助長するような不適切なコメントを掲載した点がヘイト行為だと認定されていました。
大阪のヘイトスピーチ抑止条例は2016年1月に成立した全国初のヘイトスピーチ禁止法で、市の関係者や有識者らの審査会を得て、ヘイトスピーチの判定作業が行われます。
昔に安倍晋三首相の公式フェイスブックが保守速報に「いいね」をして問題となったこともあり、保守速報の記事は今でも物議を醸すことが多いです。
一方で、ヘイトスピーチの定義に関しては賛否両論が聞こえ、現在も様々な意見が飛び交っています。今回の条例だと大阪市に住んでいないパターンで公開されたわけで、その辺の定義や法律の正当性を巡って意見が割れているところです。
大阪市ヘイトスピーチ
https://www.city.osaka.lg.jp/shimin/page/0000339042.html
多民族共生人権教育センターが事務局を務める、「ヘイトスピーチを許さない!大阪の会」が2016年に大阪市ヘイトスピーチ対処条例に基づき申し出ていた2案件について、先ほどヘイトスピーチをおこなった者の名前公表が大阪市長によりおこなわれました。保守速報管理人・栗田香、ならびに川東大了です。
— MEHREC☆多民族共生 (@MEHRECPE) 2019年12月27日
こんな酷いことやったり、デマを流していた。ようやくサイトやってる人の実名が公表。https://t.co/Ys9SHhsbLz
— 室井佑月 (@YuzukiMuroi) 2019年12月27日
「大阪市は条例に基づき、在日韓国人に対して「日本から出て行け」などのヘイトスピーチを自サイトに掲載した「保守速報」の運営者、栗田香氏ら2名の氏名を公表した」とのこと。これと同じこと言ってる自民党議員や安倍信者の著名人の名前も一覧にして公表すべき。
— きっこ (@kikko_no_blog) 2019年12月27日
日本人に対する人種的なヘイトも対象としたのが川崎との最大の違い。また結果的な抑止はあっていいが、目的は「これはヘイトである」という市民への認識の公表■大阪市、ヘイト認定の氏名初公表 「保守速報」運営者ら:朝日新聞デジタル https://t.co/YFixLalyPY
— 🌻大阪市会議員 飯田哲史 (@satoshi_iida) 2019年12月27日
保守速報ではなく、あんなのはヘイトデマ速報。
大阪市の対応を支持します。 https://t.co/B5l3fu3pOX— おちゃ🇯🇵 (@ishin_ocha) 2019年12月27日
保守速報の排外的なスタンスにはあまり感心しないけど、お名前を知ったことでなんとなく親近感を抱いてしまったんだが、オレにどうしろと?
「保守速報」管理人・栗田香の名前を大阪市が公表、ヘイトスピーチと正式認定 #ldnews https://t.co/GepTxOsWBl— utakiki (@utakiki_miku) 2019年12月27日
残念でもないしむしろ当然。というか維新ってむしろヘイト推進する側だと思ってた / 他34件のコメント https://t.co/DA4KKe24hj “「保守速報」管理人・栗田香の名前を大阪市が公表、ヘイトスピーチと正式認定 | BUZZAP!(バザップ!)” (89 users) https://t.co/9D8fbNuNZh
— 自由堂ポスタル (@The_NULLPO) 2019年12月27日
保守速報がヘイトなのは全くもってその通りなんだけど、地方自治体である大阪市が管理人の名前をわざわざ裁判資料から探してまで本名を特定し公表するのは疑問。大阪で抗議デモをしたとか直接的な理由もないし。 / “ヘイトスピーチで氏名公表 大阪市、全国初 :日本経済…” https://t.co/IEvcdQHX5X
— 名古屋関西人@ #ALLforCHIBA (@NagoyaKansaiJin) 2019年12月27日
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