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オーストラリアの森林大火災、日本政府が自衛隊派遣を検討へ!宇宙からも焼け野原を確認 CO2は100カ国分に匹敵


去年9月から続いているオーストラリアの森林大火災について、日本政府が災害支援の為に自衛隊の派遣を検討していることが分かりました。
既に情報収集を目的とした自衛隊員を現地に派遣しており、オーストラリア政府から正式な要請があれば、航空自衛隊のC130輸送機2機を派遣する方向で調整しているとのことです。

オーストラリアの森林火災は最初の報告から2ヶ月以上が経過し、その範囲は今も広がり続けています。数百万ヘクタールの土地が焼かれ、数千件の家屋や集落が焼失。
その様子は宇宙からも確認できるほどで、国際宇宙ステーション(ISS)から宇宙飛行士が撮影した画像には、灰色のオーストラリアの大地が広がっていました。

火災が燃え広がった原因は乾燥した空気と強い風だと見られ、これまでに森林大火災で放出された二酸化炭素の総量は約4億トンと推測されています。逃げ惑う動物たちの保護活動も急務となっているところで、日本以外の各国からも続々と救援の申し出が相次いでいました。

 

オーストラリア山火事、100カ国分の二酸化炭素が排出される悪循環
https://www.technologyreview.jp/s/181327/australias-fires-have-pumped-out-more-emissions-than-100-nations-combined/

この量は、二酸化炭素の低排出国116カ国の年間総排出量を合計した数字を上回り、2018年にカリフォルニアで発生した過去最大規模の山火事で排出された量の9倍にあたる。つまり、2019年のオーストラリアの温室効果ガス排出量(相殺後)の約4分の3を追加することになる。

 

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