WHO(世界保健機関)やイギリス政府が新型コロナウイルスに空気感染のリスクがあるとして、予防対策の強化を呼び掛けていることが分かりました。
WHOが発表した最新のレポートには「Implementing empiric additional precautions (droplet and contact and, whenever applicable, airborne precautions) for suspected cases of 2019-nCoV infection」と書いてあり、接触や飛沫感染に加えて空気感染のリスクもあると指摘。
飛沫感染(Aerosol infection)ではなく、空気感染(Airborne infection)と書いてあることから、WHOも空気感染の可能性を考えていることが示されたと言えるでしょう。
また、イギリス政府の新型コロナウイルスに関する公式ガイダンスの中にも「新型コロナウイルスは空気感染に該当する恐れがある」との記述が見られ、WHOと同じように感染速度から空気感染を考えるべきだとしていました。
既に中国当局の方でもエアロゾル感染が起きているというような発表があり、異常事態だとして注意が呼び掛けられています。
日本政府の見解だと、「新型コロナウイルスの空気感染は発生していない」となっていますが、それとは大きく異なる報告書になっていると言えるでしょう。
仮に空気感染が事実だった場合、今までの想定を遥かに超える勢いで拡散している可能性が高く、日本にとっても他人事ではないです。
Novel coronavirus (2019-nCoV) guidance for health professionals
https://www.gov.uk/government/collections/wuhan-novel-coronavirus
カリフォルニア政府もイギリス政府も
「aerosol infection = エアロゾル感染」
ではなく
「airborne infectious 空気感染症」とホームページに公開してますが、
私の勘違いでしょうか?https://t.co/2oJZjDNklihttps://t.co/3XrkwQDqcq https://t.co/EgCE85iaqf— meglalala(つるみません) (@kissmeyummy) February 9, 2020
NHK日曜討論
加藤勝信 厚労相 「新型肺炎は、空気感染しない」
この発言の数時間後
↓
世界保健機関(WHO)と英国政府は新型コロナ肺炎が飛沫感染(Aerosol infection)ではなく「空気感染(Airborne infection)」するリスクを公式に認めた。https://t.co/HaAODMTTOq— える (@lTfC8qI4PATLiaC) February 9, 2020
症疫学センター客員研究員 安井良則氏は
新型コロナウィルスについて、現時点では空気中に浮遊する病原微生物によって感染する「空気感染」の可能性は低いと考えていますこれ訂正しなくていいんですか?https://t.co/lTcBV7ornR https://t.co/yF6kr8jCqb pic.twitter.com/Soj9Yxkyuc
— meglalala(つるみません) (@kissmeyummy) February 9, 2020
新型コロナウイルス WHOが空気感染のリスク公表
最新のレポートでTECHNICAL FOCUSの3にairborne precautionsの記述
空気感染(airborne)予防と記載している
どうすんのこれ。WHOもパンデミック宣言しろよhttps://t.co/iOpzT4tA2l— panda XboxOneX買ったよ~ (@line2_panda) February 9, 2020
関連過去記事
新型コロナウイルスでエアロゾル感染を確認と中国当局!非接触でも感染リスク!事実上の空気感染?BBCも報道
https://johosokuhou.com/2020/02/09/25281/
いいね!しよう