*東京オリンピック
新型コロナウイルスの流行を受けて、東京オリンピックの組織委員会が改めて予定通りに実施すると強調しました。
2月13日に国際オリンピック委員会(IOC)と大会組織委員会による事務折衝が行われ、その中で組織委員会の森会長は「東京大会が中止されるなどと無責任なデマも流されたが中止や延期を検討していないことをはっきりと申し上げる」と発言。
改めて東京オリンピックの中止や延期はあり得ないとして、引き続き対策を強化して実施するとしていました。
ただ、IOCで東京オリンピックの責任者を担当しているコーツ調整委員長は「新型コロナウイルスが予想外の課題だ」と言及しており、政府と国内競技団体などの調整会議でも新型コロナウイルスを不安視する意見が多かったです。
安倍晋三首相は14日朝の記者会見で「大会の成功には開催国として安心安全をしっかりと確保することが不可欠だ」と繰り返していましたが、新型コロナウイルスの流行次第によっては東京オリンピックに何らかの影響が出る恐れもあると言え、予定通りの開催が出来るかは分からないのが実情となっています。
五輪 新型ウイルスでの「中止や延期は検討せず」組織委 森会長
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200213/k10012283461000.html
東京オリンピックの準備状況を確認するIOC=国際オリンピック委員会と大会組織委員会による事務折衝が始まり、森会長は感染が拡大している新型のコロナウイルスについて対応を進める方針を改めて示し、「東京大会が中止されるなどと無責任なデマが流されたが、中止や延期は検討していない」と強調しました。
安倍総理大臣は、東京オリンピック・パラリンピックの推進本部の会合で、「開催国として安心安全をしっかりと確保することが不可欠だ」と述べ、テロや交通渋滞、暑さへの対策に加え、感染症対策に関係機関と連携して準備に取り組むよう指示しました。
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