新型コロナウイルスについて、中国の研究調査チームが新たな報告を発表しました。
この研究調査は中国の国家衛生健康委員会が主導したもので、専門家チームは中国国内で確認された新型コロナウイルスの患者記録を一斉調査し、入院時に37・5度以上の発熱があった患者は全体の43・8%だけだったと発表。
37・5度以上の発熱は全体の一部だとして、発熱を重視すると患者を見落とすリスクが跳ね上がると警鐘を鳴らしていました。
先月末にも中国国家衛生健康委員会の専門家グループトップ・鍾南山氏が同じ調査結果を発表しており、改めて発熱の症状が半数に満たないことが再確認された形です。
日本においては発熱がウイルス検査の大きな基準値になっていますが、中国からの調査報告を見ると、それも見直す必要があると言えるでしょう。
鍾南山團隊發表新論文:若確診定義側重發燒 或出現漏診
https://std.stheadline.com/instant/articles/detail/
論文發表於國際權威醫學期刊《新英倫醫學雜誌》。研究論文由鍾南山領銜,共涵蓋37名作者。其中包括;香港中文大學醫學院內科及藥物治療學系系主任許樹昌、廣州南方醫科大學、武漢市金銀潭醫院等研究人員。論文報告分析內地30個省份,逾1000名新冠病毒確診患者資料,收集時間截至上月29日,包括926宗非重症病例及173宗重症病例。
研究發現,患者年齡中位數為47歲,約60%患者為男性,死亡率為1.4%,潛伏期介乎2至7日,中位數4日,最長可達24日。
研究指出,檢測確診病例時,不能過於側重患者是否發燒,因為約43.8%患者在入院時有發燒的情況;出現咳嗽的有67.8%。而肚瀉並不常見,只有3.8%。另有88.7%住院期間發燒,不發燒的患者比例高於沙士的1%和中東呼吸綜合症的2%。
「発熱を重視」患者見落とす危険性、入院時37・5度以上は半分以下
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20200308-OYTEW466963/
新型コロナウイルスによる肺炎で、入院時に37・5度以上の発熱があった患者は4割程度にとどまると、中国の研究チームが発表した。チームは「発熱を重視しすぎると、患者を見落とす可能性がある」と指摘している。
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