アメリカの研究チームが新型コロナウイルスについて、空気中でも3時間以上は生存状態で浮遊するとの調査報告をまとめました。
これはアメリカ国立衛生研究所などの調査チームがまとめたもので、霧のような微粒子状態になって空気中に浮遊する「エアロゾル」状態でも、最低3時間は生存することが確認されたと発表。くしゃみなどによって発生する飛沫とは異なるとして、事実上の空気感染だと報告しています。
また、新型コロナウイルスの生存期間を物質単位で調べたところ、銅は4時間、段ボール紙は1日、プラスチックやステンレスは3日間以上となりました。
プラスチック系製品を中心にかなり長生きすることが確認され、研究チームは「新型コロナウイルスの感染者が触れた物にも注意が必要」だと呼び掛けています。
The virus that causes coronavirus disease 2019 (COVID-19) is stable for several hours to days in aerosols and on surfaces, according to a new study from National Institutes of Health, CDC, UCLA and Princeton University scientists in The New England Journal of Medicine. The scientists found that severe acute respiratory syndrome coronavirus 2 (SARS-CoV-2) was detectable in aerosols for up to three hours, up to four hours on copper, up to 24 hours on cardboard and up to two to three days on plastic and stainless steel. The results provide key information about the stability of SARS-CoV-2, which causes COVID-19 disease, and suggests that people may acquire the virus through the air and after touching contaminated objects. The study information was widely shared during the past two weeks after the researchers placed the contents on a preprint server to quickly share their data with colleagues.
NIH=アメリカ国立衛生研究所などの研究グループは、新型コロナウイルスについて、霧のように空気中に漂ういわゆる「エアロゾル」という状態でも、3時間以上生存できるとする論文をアメリカの医学雑誌に発表しました。
In this report, investigators assess how long SARS-CoV-2 (HCoV-19) survives in the environment as compared to SARS-CoV-1. #COVID19 #SARSCoV2
— NEJM (@NEJM) 2020年3月17日
アメリカ国立アレルギー感染症研究所(NIAID)によると、新型コロナウイルスSARS-CoV-2は、エアロゾル化して空中で最大3時間、銅で4時間、段ボールで24時間、プラスチックとステンレスで2~3日検出されるって。Amazonの箱は1日以上放置ね!(´・ω・`)#COVID19 #Coronavirushttps://t.co/2g7TKGOT4I
— 雨河える (@elle_amakawa) 2020年3月18日
NIAIDから: SARS-CoV-2は、プラスティックとステンレスの表面に付着した後、72時間も生き延びることができた。
〔≠ 72時間「感染性を保持」ですが、数値は重要〕
エアロゾル中では3時間ほど。これはSARS-CoV-1と類似したデータであり、SARSの時の伝播モードも想定を要すると。 https://t.co/styBznM0ef
— 萩野 昇 (@Noboru_Hagino) 2020年3月17日
コロナウィルスの感染が欧州、アメリカにも及び、影響がますます大きくなっています。飛沫感染でこんなに広がるのか?と思っていたら、ロイターの記事で、NIAIDの研究で、エアロゾル化して、3時間浮遊するとのこと、物に付着すると3日も生き残るとのこと。これは広がるわけです。
— 植松 孝彦 (@snow_uematsu) 2020年3月18日
米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)
エアロゾル→飛沫よりも小さな粒子
限定空間内で一定時間浮遊新型コロナがエアロゾル化→空中で最低3時間は生き残ると警告
ウイルス→物体に付着
生存期間
プラスチック/ステンレス3日以上
段ボール紙1日
銅4時間— TSUKASA・T (@TSUKASAT5) 2020年3月18日
米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)
エアロゾル化した後、空中で最低3時間は生き残ると警告https://t.co/WuykNdPqn4空中で3時間生存するというのであれば、事実上の空気感染になると思う
— 國御魔守 (@kuniomamoru) 2020年3月17日
米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)は、新型コロナがエアロゾル化した後、空中で最低3時間は生き残ると警告した。
エアロゾルは飛沫より小さな粒子のことで、くしゃみなどによって発生する飛沫とは違い、空間内で一定時間浮遊する。
完全に空気感染です、否定してたヤツらは逃亡中かな。
— やまぐ🦊たまに頑張る (@yamagu0036) 2020年3月18日
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