2月から発令されていた北海道の緊急事態宣言が本日で解除となりました。
北海道の鈴木直道知事は会見で、「当初懸念された爆発的な感染拡大と医療崩壊による命と暮らしを守れない状況は、現状として回避されたと考えているため、予定通り3月19日をもって終了いたします」と述べ、緊急事態宣言の終了を表明。
感染者数は高止まり状態が続いているとした上で、緊急事態宣言の解除後も引き続き、手洗いの徹底や人混みへの外出自粛などを継続するように要請していました。
北海道の緊急事態宣言はかなり早い時期に発令されたこともあり、一定の成果を出したと評価する声が多いです。
ただ、日本各地で感染が拡大している状況での解除に懸念の声も聞こえ、北海道外からの感染者流入を防ぐ対応もセットで行う必要があると言えるでしょう。
【緊急事態宣言について】
(1)2月28日から実施してきた緊急事態宣言について、当初懸念された爆発的な感染拡大と医療崩壊による命と暮らしを守れない状況は、現状として回避されたと考えているため、予定通り3月19日をもって終了いたします。(続) pic.twitter.com/6sE3i7q7E8— 鈴木直道(北海道知事) (@suzukinaomichi) 2020年3月19日
(2)この間、手洗いの励行はもちろん、風邪症状のある方の外出自粛、換気の徹底、密閉空間に大勢が集まる状況を避ける等、感染リスクを回避する取組について、危機意識を共有いただき、ご協力をいただいた全ての皆様に感謝申しあげます。(続) pic.twitter.com/Uh6kvUUVTN
— 鈴木直道(北海道知事) (@suzukinaomichi) 2020年3月19日
(3)道内の患者の発生については、安定傾向にはありますが、終息に向かっているとまでは言い切れず、依然として油断できない状況。
また、新型コロナウイルス感染症が世界的広がりを見せ、WHOもパンデミック(世界的な大流行)とみなせると表明した現在、早期に終息するかは見通せない状況です(続) pic.twitter.com/lk2RXwtupR— 鈴木直道(北海道知事) (@suzukinaomichi) 2020年3月19日
(4)緊急事態宣言は、道民の行動スタイルを変えるきっかけとして有効に機能したと考えておりますが、国内外の状況を踏まえれば、感染拡大防止に向けた取組が引き続き必要であり、これまでの取組を継続しながら、社会・経済活動への影響を最小限にしていく必要があります。(続)
— 鈴木直道(北海道知事) (@suzukinaomichi) 2020年3月19日
(5)意識や行動の変革を持続させることのみならず、その意識と具体的な行動をベースに感染拡大防止の取組を行いつつ、社会・経済活動を行う「北海道モデル」の確立に取り組みます。
「新型コロナウイルス感染症の危機克服に向け道民や事業者一丸となって戦っていく」新たなステージに移行します(続) pic.twitter.com/Rymj6ukjn5— 鈴木直道(北海道知事) (@suzukinaomichi) 2020年3月19日
(6)道民の皆様、3月20日からも気を緩めることなく、これまでもお示ししてきた通り、外出するときは必ず次の3つの点をご確認ください。
①体調は大丈夫?風邪ぎみではありませんか?
②人が大勢集まり、風通しが悪い場所ではありませんか?
③感染リスクを下げる方法をご存じですか?(続) pic.twitter.com/Vli6RCbtJa— 鈴木直道(北海道知事) (@suzukinaomichi) 2020年3月19日
(7)これまでの道民の皆様のご理解とご協力に改めて感謝いたします。ありがとうございます。
引き続き、ご自身と大切な人の命と健康と暮らしを守るため、新型コロナウイルス感染症の克服に向け、一丸となって戦っていただきますようお願いいたします。— 鈴木直道(北海道知事) (@suzukinaomichi) 2020年3月19日
おはようございます。
3月18日時点、患者等の発生状況は、
検査人数 1,587(+72)
陽性累計 154(+2)
陰性確認済累計 73(+1)
死亡累計 6現在患者数 75(+1)
【内訳】
軽症・中等症 69(+1)
重症 6毎日10時目処に更新。
ご理解とご協力をお願いいたします。 pic.twitter.com/gJ0ATMYAT1— 鈴木直道(北海道知事) (@suzukinaomichi) 2020年3月19日
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