新型コロナウイルスの感染拡大から世界的に人工呼吸器が不足状態になっています。
西村康稔経済財政・再生相は国立国際医療研究センターの視察を行い、現地での記者会見で「経済産業省で人工呼吸器を3000台確保しているが、万が一の事態に備えて増産ができないかと調整している」とコメント。
経済産業省として人工呼吸器の増産を検討しているとして、現在は調整中だと明かしました。
海外では感染者の激増から人工呼吸器が不足している状態で、アメリカのトランプ大統領は国防生産法に基づき、GM(ゼネラルモーターズ)に人工呼吸器の増産を命令しています。イタリアやドイツなどの欧州各国でも人工呼吸器を確保する動きが見られ、これからはマスクや消毒液と同じくらいに、人工呼吸器が重要になりそうです。
*2月の時点で日本に存在している人工呼吸器は2万8197台
「人工呼吸器の増産へ調整」 西村経財相
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57380640Z20C20A3000000/
西村康稔経済財政・再生相は29日、新型コロナウイルスの感染拡大に備え、人工呼吸器の増産に向けた調整を始めたと明らかにした。「経済産業省で人工呼吸器を3000台確保しているが、万が一の事態に備えて増産ができないかと調整している」と都内で記者団に語った。
西村氏は「日本は製造業はしっかりとした技術があるので、経産省で調整して、しっかり確保したい」と強調した。目標とする数は「できるだけ数多く」と述べた。増産を要請する企業については「調整中」として明言を避けた。
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