*横須賀基地
在日米軍基地で新型コロナウイルスの感染報告が増えています。
沖縄県の嘉手納基地ではアメリカ空軍の兵士2名から新型コロナウイルスの陽性反応が検出され、沖縄県が感染経路などの情報開示を要求。神奈川県の横須賀基地でもアメリカ海軍兵士2名を含む、計5人の関係者から新型コロナウイルスを検出しました。
ここで問題となっているのは日本政府がアメリカ軍基地の内情を全く把握していない点で、日本に展開中の米軍兵士数を含め、日本政府はほぼ知らない状態となっています。
新型コロナウイルスでは感染経路や感染後の行動情報が重要になりますが、そのような情報も日本政府は把握していない可能性が高いです。
日米地位協定の影響で日本政府はアメリカ軍兵士の取り締まりが中々出来ない上に、基地からの外出も大きな制限はありません。
アメリカ軍基地の周辺住民からは日本政府による大規模な調査を求める声もありましたが、依然として政府規模の大きな動きはないです。
日本にとって在日米軍基地経由の感染情報は何もわからない状態だと言え、新たな感染ルートとして専門家からは警鐘を鳴らす声が相次いでいます。
YOKOSUKA NAVAL BASE, Japan — A Yokosuka-based sailor tested positive Thursday for coronavirus, becoming the first U.S. service member in Japan confirmed to have the illness, U.S. Forces Japan officials told Stars and Stripes.The sailor — whose name was not released — had been confined to a room since returning from leave in the United States on March 15, said USFJ spokeswoman Maj. Genieve White.
The confinement was in accordance with a restriction of movement directive for those returning from international travel that USFJ issued four days prior.
言うまでもなく、新型コロナの爆発的な流行を抑えるには、感染ルートを調べ、濃厚接触者を特定して対処する必要がある。
在日米軍基地は、日本政府にとって不可侵のいわば「聖域」。米国では感染者が10万人を越えて中国を追い抜き、現状では世界一感染者の多い国となった。その米国から入国する米兵に対し、日本政府は手も足も出せない。日本は一般に広がる感染者に加え、「米兵ルート」というもうひとつの感染源を抱えるおそれが出てきた。
横須賀基地の米兵2人の感染確認、基地関係者計5人に
https://www.asahi.com/articles/ASN3Y4PTDN3YULOB006.html
神奈川県横須賀市と逗子市は29日までに、米海軍横須賀基地に所属する米海軍兵2人が新型コロナウイルスに感染したと、外務省から連絡があったと発表した。2人は同一世帯で、逗子市と横浜市にまたがる米軍池子住宅地区と横須賀基地の間を移動した以外は、米軍施設外での行動はないという。
A U.S. Forces Japan active duty member assigned to Commander Fleet Activities Yokosuka (CFAY) has tested positive for Coronavirus Disease (COVID-19). For more information please visit https://t.co/AqRhFBdbaq
— U.S. Forces Japan (@USForcesJapan) 2020年3月26日
U.S. Army Japan Confirms First COVID-19 Positive Test. Please view the news release below. pic.twitter.com/NiQiexe8jx
— U.S. Army Japan (@USARJ_PAO) 2020年3月27日
興味深い。“米兵は日本への入国に関わる一切の手続きを免除されている。当然ながら検疫もなく、感染症を患った米兵を日本側がチェックする術はない。入国審査を受ける必要がないのだから、日本政府は在日米軍の正確な兵員数も知りようがない”https://t.co/DmS9xDnTgS
— 深町秋生・「探偵は女手ひとつ」5刷 (@ash0966) 2020年3月30日
在日米軍にコロナ感染者続出、日本は何も教えてもらえない「異常事態」 https://t.co/xgXhr4Z8Yr 米軍は、日本政府に対してはもとより、基地所在の自治体にも基地内の情報を明らかにする必要はない。日本が「占領国状態」と呼ばれる所以である。
— 紀瀬美香(きのせみか) (@mika_kinose) 2020年3月29日
パスポート不要とされる在日米軍軍人の検疫はどうなっているのか?
1996年の日米合同委員会での取り決めがある!https://t.co/tJPLsUwWuk
もう一つ、2013年の在日米軍と日本国の衛生当局間における情報交換https://t.co/evJf1AegDU
これらには、基本的に米軍自身が行う検疫でOKとある! いいのか!?— 杉山てつみ (@tet_cherubim) 2020年3月26日
なんと、在日米軍の人数すら分からなかったとは。。
どこから来て、今日本のどこにいて何をしてるか、そういう人が何人居るのかが分からない。
緊急事態宣言を出したところで、彼らはそれに従う義務はない。
在日米軍基地の中に、既に感染者が二人居ると連絡があったけど、発覚前の行動は不明。
怖い😢 https://t.co/DcGhJOcSS6— wooperlife (@wooperlife) 2020年3月30日
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