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新型コロナで食料危機が発生する恐れ、国連やWTOが警告!小麦などで価格上昇の気配 日本の食料自給率は


新型コロナウイルスの影響で食糧危機が起きてしまう可能性が浮上しています。
4月2日に国連とWHO(世界保健機関)、世界貿易機関(WTO)の3機関が共同声明を発表し、その中で新型コロナウイルスによる世界的な食糧不足が発生する恐れがあると指摘。

共同声明の中で、「食料品の入手可能性への懸念から輸出制限のうねりが起きて国際市場で食料品不足が起きかねない」と述べ、新型コロナウイルスの影響が長引くと食糧生産にも影響が出て、世界規模の食糧危機に繋がる恐れがあると報告していました。

実際に欧米が世界生産の大半を占めている小麦などは価格上昇の気配が見られ、ロシアが急遽備蓄の一部を国内向けに解放しています。

この問題は食料自給率が低い日本にとっても他人事ではなく、カロリーベースで38%(2017年)しか無い日本の現状を考えると、食品価格がいずれ全て跳ね上がることになりそうです。

 

新型コロナに続き「世界的食料危機」の恐れ、国連とWTOが警告
https://www.afpbb.com/articles/-/3276744

【4月2日 AFP】現在進行中の新型コロナウイルス危機に当局が適切に対応できなければ、世界的な食料不足が発生する恐れがあると、国連(UN)専門機関の国連食糧農業機関(FAO)と世界保健機関(WHO)、関連機関の世界貿易機関(WTO)の3機関のトップが1日、警告した。
世界の多くの政府がウイルス拡散を遅らせるためロックダウン(都市封鎖)に踏み切ったが、これにより国際貿易と食料品のサプライチェーンに深刻な影響が出ている。

 

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