これはチューリッヒ大学のズザナ・ヴァルガ氏らが「ランセット(The Lancet)」に発表した調査報告です。
研究者チームが新型コロナウイルスで亡くなった方の遺体を調査したところ、複数の臓器が大きなダメージを受けていることが発覚。ダメージを受けた経緯を調査した結果、新型コロナウイルスが全身の血管に攻撃をしていたことが明らかになったとまとめています。
いわゆる全身性血管炎を引き起こしていると見られ、肺以外の全ての臓器が攻撃の対象になると調査報告では指摘されていました。
そして、基礎疾患を持っている人が新型コロナウイルスに感染すると、新型コロナウイルスによる血管の破壊を食い止めることが出来ず、一気に重症化してしまうと分析されています。
新型コロナウイルスの重症化を止めるためには健康的な肉体が必要不可欠だとして、調査した研究者は食生活を改善することが現実的な対策法だと言及していました。
感染者が多臓器不全になることは前々から報告されていましたが、この調査報告が事実だとすれば、それも納得が出来るところです。インフルエンザとは別格の存在であり、改めてその危険性を再認識させられると言えるでしょう。
SARS-CoV-2 infects the host using the angiotensin converting enzyme 2 (ACE2) receptor, which is expressed in several organs, including the lung, heart, kidney, and intestine. ACE2 receptors are also expressed by endothelial cells.3 Whether vascular derangements in COVID-19 are due to endothelial cell involvement by the virus is currently unknown. Intriguingly, SARS-CoV-2 can directly infect engineered human blood vessel organoids in vitro.4 Here we demonstrate endothelial cell involvement across vascular beds of different organs in a series of patients with COVID-19 (further case details are provided in the appendix).
• View related content for this articlePatient 1 was a male renal transplant recipient, aged 71 years, with coronary artery disease and arterial hypertension. The patient’s condition deteriorated following COVID-19 diagnosis, and he required mechanical ventilation. Multisystem organ failure occurred, and the patient died on day 8.
Post-mortem analysis of the transplanted kidney by electron microscopy revealed viral inclusion structures in endothelial cells (figure A, B). In histological analyses, we found an accumulation of inflammatory cells associated with endothelium, as well as apoptotic bodies, in the heart, the small bowel (figure C) and lung (figure D). An accumulation of mononuclear cells was found in the lung, and most small lung vessels appeared congested.
新型コロナウィルスの人体への侵入経路が、目粘膜、呼吸器経粘膜ということで、インフルエンザと同様に、呼吸器経粘膜での炎症ということを想定していたが、呼吸器系だけでなく全身の血管での炎症がみられるとのこと。
もはやインフルエンザとは危険度が桁違いであろう。https://t.co/p07j30DFPG— まぁちゃん (@MasayukiTaguchi) 2020年4月24日
Lancetから三例の病理症例報告。
三例とも血栓症を認め、特にそのうちの一例は血管内皮にウィルスが直接浸潤している所見を認めた。血管内皮には肺と同じACE2受容体があり、それがウィルス浸潤の足がかりになったと思われるhttps://t.co/YmtdwRrIJR
— ぴーす@医師&米国株 (@piece_doctor) 2020年4月24日
Covid-19(新型コロナウイルス感染症)の正体は血管炎https://t.co/et5TWIQO8U 普通の感染症じゃないはずだわい。でもこの発見で創薬への前進か?
感染症だけど血管を攻撃するってこれめちゃくちゃタチ悪いな#治療より予防が大事#日本式ロックダウン#医療技術の底上げ— 内科医nHs@日本式ロックダウン→コロナゼロ・不安解消・経済復興 (@naonao2017) 2020年4月24日
ランセットで静脈性血栓症という論文も出てきている。いろいろ繋がってきた感があるな。https://t.co/QnSjz0TvAs https://t.co/HpxYzSOKJ0
— 🧷ガラスのタケコ💎@活動自粛 (@logol19) 2020年4月25日
【#重要情報】
新型コロナウイルスは新型肺炎(呼吸器系)感染ウイルスではなく、全身の血管に感染すると判明 https://t.co/7gAFXqs4MSチューリッヒ大学ズザナ・ヴァルガ氏らの研究が4月20日「THE LANCET」に掲載
Endothelial cell infection and endotheliitis in COVID-19https://t.co/CWDOPQS2aT
— 一井唯史(元東電 賠償 労災申請中 無党派) (@IchiiTadafumi) 2020年4月24日
高齢者の重症化原因? 新型コロナは全身の血管に感染することが判明 https://t.co/F4puEzZOGc
↑
論文https://t.co/AJDG7KSCdT の紹介らしいが、高齢者や持病がある人ほど重症化しやすい傾向を説明していて興味深い。というか、恐ろしい。— 足立康史 (@adachiyasushi) 2020年4月25日
納得。日本遅れてるな… https://t.co/qm8D7wY692
— ninjaspirit (@yamanecoakiko) 2020年4月25日
新型コロナウイルスは全身性血管炎を起こし、血管を破綻させているらしいです。
これなら心臓病や糖尿病、高血圧の基礎疾患がある方が高リスクなのも納得です。
これ、カルバゾクロムってもしかして効果ないかなあ。と非専門家ながら予想…https://t.co/PhnN5LCBIl
— 獣医師なおきち staying home (@EarthAnimalHeal) 2020年4月24日
ランセットの論文によると、ウイルスは血管内皮に感染し血栓を作るみたいですね。多臓器不全も脳血管系障害もこの血栓のせい。呼吸器系に感染するのではない。https://t.co/vseWDpDUum
— さめ (@same_yoi) 2020年4月24日
最新の海外論文の引用記事。元の論文はここ。長岡先生・Noh Jesu氏らが以前から言われていた血管炎症。
ということは、やはり闇雲でない明確なロックダウンと免疫力の向上が必須か。https://t.co/1iwvpRNGr2#COVID19 #日本式ロックダウン #ポストコロナonline会議— Canbe@Covid19対策班 (@canbe_kazami) 2020年4月24日
新型コロナウイルスは、肺よりも血管をやられるのが致死率を上げているという説。血液サラサラなら致死率が低い。つまり、子どもは死ににくく、肥満や高齢者が死にやすい。
“Endothelial cell infection and endotheliitis in COVID-19 – The Lancet” https://t.co/mdgrf1D1ZH
— zapa (@zapa) 2020年4月24日
チューリッヒ大学からランセット誌に投稿された
新型コロナウィルス感染症の症例
コレ、肺炎とか呼吸器症状で 軽症、重症判断してると
まずいかもしれないね・・・汗
全身の血管にも感染して多臓器不全に陥る(重症患者の場合)って
軽症者でも、抗ウィルス薬の投与必要?https://t.co/2NcgPvWgC2— かしおぺあ(諸葛孔明 的な何かw) (@Casiopea) 2020年4月24日
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