新型コロナウイルスのPCR検査で定められている発熱4日間ルールについて、加藤厚労相が驚きの答弁を行いました。
4月29日の参議院予算委員会で立憲民主党の蓮舫議員から「検査ルールを見直すべきではないか」との質問を受けた加藤厚労相は、「これは検査を受ける要件では無くて、受診の診療の目安ということでありまして、37.5℃や4日間を超えるのならば、必ず受診して頂きたいということで出させて頂きました」「37.5℃と倦怠感がある時と誤解もありましたので、そうした誤解があれば、誤解を解消していくための努力をしていかなければいけません」と発言。
あくまでも保健所などの組織が誤解しているだけだとして、政府から強制したルールではないと強調していました。
これに対して蓮舫議員は「誤解じゃあないでしょ!誤解を生んだのは厚労省の説明じゃあないですか」と指摘し、政府にPCR検査の改善を強く要請するも、加藤厚労相は現在進行系で改善中だとして同じような答弁を繰り返すだけ。
一連の発言はネット上でも物議を醸し、「実際にPCR検査を断れた」「いやいや政府から通達があったでしょ」「答弁と現実があべこべ」などと批判の声が殺到していました。
↓1時間6分から発熱ルールの議論
どうも、加藤厚労相から言わせると、高齢者や持病がない人は、37.5℃の熱が4日ってのは、私たちの聞き間違いみたいでしたね。
んなわけないだろっ!💢
亡くなった人の前で言えるか?
あなた勘違いでしたねって。
悔しいわ。— Hiromi1961 (@Hiromi19611) 2020年4月29日
加藤厚労相
「発熱4日ルールは保健所と
国民側が勝手に誤解したこと」‥はぁ!?厚生労働省から正式な通達が出ているのに、何で責任を保健所や国民に丸投げしているんだよ?
これではルールを守って亡くなられた人達の立場はどうなるんだよ!? pic.twitter.com/khbJewXIi1
— M16A HAYABUSA (@M16A_hayabusa) 2020年4月29日
加藤厚生労働大臣
受診目安
37.5度、4日待機の意味を
亡くなった方達は誤解していたと言い出したわ。#国会中継— 葛城朱音 (@Vic55sab200) 2020年4月29日
蓮舫議員が何度も問い詰めた「発熱4日ルール」について、加藤厚労大臣は最後まで謝罪する言葉はなく、あくまでも保健所と国民側が誤解したという言い回しだった。まるで謝ったら終わりだという内閣一致の強い意思を感じた。 骨の髄まで卑怯な政権だな。#国会中継
— setsuko.H (@secco1019zzz) 2020年4月29日
37.5度4日間、厚労省の言い訳がセコいです。昨日もNHK医系技官の審議官が現場が悪いという主旨の発言をしていました。 pic.twitter.com/N1SOQXqF87
— 上 昌広 (@KamiMasahiro) 2020年4月28日
国民と保健所が勝手に4日間ルールを勘違いしただけだぞ pic.twitter.com/FqEYlRufVm
— 花澤凛ちゃん! (@hisssih) 2020年4月29日
発熱4日間ルールが国民の誤解なら37.5度以上出たらすぐ検査受けれるんですね?
保健所は4日間以上続いてないからって検査拒否するなよ— きくり (@02NvOx0e2M0SL9y) 2020年4月29日
専門家会議として4日間ルールが誤解されているというのであれば、これまで誤解を解く機会は数多あったではないかと呆れ果てる。
政府から訂正を、ということであれば厚労省にでも伝達して、政府として訂正を図ればよかったはず。厚労省は一番組の放送内容に訂正情報を流しているくらいなのだから。— みやびや (@two_dimensionsZ) 2020年4月29日
今頃になって「専門家」たちは、4日間ルールを知識も経験もない民間人と保健所職員に誤解されたと梯子を外すどころか爆破して木っ端微塵に葬ったわけだが、未だにかき集めた残骸を掲げる、幻影を見ている人が大勢。 / “PCR拡充、2カ月前と変わらぬ答弁 首相に与党も苦言 …” https://t.co/T2T6DXoxAZ
— Toft (@toft_ff) 2020年4月29日
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