ロシアで大規模な石油流出事故が発生し、プーチン大統領が非常事態宣言を発令しました。
CNNによると、事故が発生したのはロシア北極圏のノリリスクで、発電所付近の貯蔵施設などから大量の石油が河川に流出したとのことです。事故が発生する直前に貯蔵タンクで説明のつかない減圧が起きたとして、ロシア当局が事故と自然災害の両面から原因を調査するとしています。
永久凍土層が解凍されたことで貯蔵タンクの基礎が沈んだ可能性があり、流出した燃料は約2万トンと推定されているところです。
河川の汚染状況は破滅的だと言われているほどで、汚染物質を完全除去するには数年の時間が必要になると見られています。
ロシア北極圏、燃料2万トンが流出 プーチン大統領が非常事態宣言
https://www.cnn.co.jp/world/35154788.html?ref=rss
モスクワ(CNN) ロシアの北極圏にあるノリリスクで、発電所から近くの川に2万トンの燃料が流出したことを受けて、プーチン大統領は非常事態宣言を発令した。
環境グループは流出事故の影響について「破滅的」と指摘した。環境当局によれば、川の近くの水に含まれている汚染物質の濃度はすでに許容基準を大きく上回っているという。
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