*山形県知事
政府が7月22日から開始するとしている旅行支援の「GoToキャンペーン」に批判の声が高まっています。
山形県の吉村美栄子知事は記者会見で、「この時期に、全国一斉にスタートするのはいかがなものかなと」と述べ、今の時期にやるのはおかしいと指摘。青森県むつ市の宮下宗一郎市長も「感染拡大に歯止めがかからなくなれば人災だ」とコメントし、感染拡大を誘発するリスクが高いと言葉を強めました。
他にも大阪府の吉村知事が「まずは小さいエリア、地域から始めて様子を見ながらするべきでは?」と言及しており、政府方針に疑問を投げ掛けています。
地方自治体からはGoToキャンペーンで感染が拡大することを懸念する声が多く、それを受けて知事からも強い批判のコメントが飛び出てきた流れです。
ただ、このような批判を受けても政府は現状維持の方針を変えておらず、菅官房長官は「三密を回避して」と触れるだけで、根本的な見直しはしないとしていました。
今月22日から始まる政府の「Go Toキャンペーン」について、青森県むつ市の宮下市長は13日、「キャンペーンによって感染拡大に歯止めがかからなければ、政府による人災だ」と述べ、感染拡大のリスクを低減するためとして、市内の公共施設を閉鎖する方向で検討することを決めました。
今月22日から始まる政府の「Go Toキャンペーン」について、山形県の吉村知事は「この時期に全国一斉にスタートするのはいかがなものか。地方としては手放しでは喜べない」と述べ、新型コロナウイルスの感染拡大に懸念を示しました。
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