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琵琶湖よりも巨大、世界最大級の三峡ダムが崩壊の危機!数日中にも限界到達か 重慶市などは洪水で浸水被害


世界最大級のダムが決壊寸前となっています。

中国当局によると、先月から続いている豪雨の影響で長江流域の水量が急増しており、三峡ダムの水位が過去最高の166メートルに到達。
三峡ダムへの入水量は毎秒7万6千立方メートルとなる見通しで、10ヶ所の水門を全て開放して放水作業を行っていますが、それでも流入量に追い付いていません。

中国有数の大都市である重慶も洪水や豪雨で浸水被害を受け、都市の物流は停止状態になっています。
7月の豪雨でも大きな被害が出たばかりですが、今回の豪雨はそれを超える被害になる恐れがあると言われているほどです。

問題の三峡ダムはこのペースだと数日程度が耐えられる限界だと見られ、中国当局も「過去最大の洪水に迫りつつある」と呼び掛けて、住民らに洪水対策や事前避難を促しています。
8月21日18時の時点で流入量はやや減少しており、四川省の雨量が収まればピークは過ぎることになるでしょう。

長江流域には中国最大クラスの工業地帯が連なっていることから、仮にダムが決壊すると中国経済に致命的なダメージを与えることになる可能性が高いです。
人的被害も想像が付かない程の数値になると予想され、世界が固唾を呑んで三峡ダムの水位を見守っています。

 

三峡ダム、過去最高の水位に 洪水の重慶市は物流停止
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62807150Z10C20A8EA2000/?n_cid=SNSTW005

【重慶=多部田俊輔】世界最大級の三峡ダムが2006年に完成してから最大規模の洪水が長江の上流で起きている。四川省などで続いた大雨で重慶市中心部の一部道路などが水没し、長江を使った物流は一時停止に追い込まれた。重慶市からみて下流に位置する三峡ダムの水位は過去最高を更新する見通しで、当局は警戒を強める。

 

 

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