8月25日に文部科学省が新型コロナウイルスに関連したメッセージを公開しました。
文部科学省は新型コロナウイルスの感染者への誹謗中傷や差別行為が一部で行われているとして、メッセージの中で「新型コロナウイルスには誰もが感染する可能性があります。感染した人が悪いということではありません」と述べ、誰もが感染するリスクがあると強調。
更に続けて感染した人を責めるのは止めるべきだとした上で、「感染した人や症状のある人を責めるのではなく、思いやりの気持ちを持ち、感染した人たちが早く治るよう励まし、治って戻ってきたときには温かく迎えてほしいと思います。もし、自分が感染したり症状があったりしたら、友達にはどうしてほしいかということを考えて行動してほしいと思います」などと呼び掛けていました。
他にもメッセージは教員用や保護者用のパターンでも公開され、新型コロナウイルスの感染者を差別しないように注意を促しています。
いずれのメッセージも萩生田光一文部科学大臣の名前で作られた文書で、このようなメッセージが公開されるのは異例です。
新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応について
https://www.mext.go.jp/a_menu/coronavirus/index.html
新型コロナウイルスが広がってから、皆さんは、学校はどうなるのだろう、この先どうなるだろうと、不安だったのではないでしょうか。新しい学期を迎えるに当たって、皆さんに伝えたいことがあります。
まず、感染症にかからないようにするには、いくつかの方法があります。すでに皆さんが取り組んでいるように、話をするときにはマスクをしたり、手を洗ったり、具合が悪い場合には学校を休んだりしてもらうことです。
【新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応】
・新型コロナウイルス感染症に関する差別・偏見の防止に向けて(大臣メッセージ)(8月25日)https://t.co/mHtQWyXwKE
— 文部科学省 MEXT (@mextjapan) August 25, 2020
「コロナ感染者への差別や中傷しないで」緊急メッセージ
▽感染者への差別や偏見、誹謗中傷などを許さない
▽感染した人や症状のある人を責めるのではなく励まし、温かく迎えるhttps://t.co/z8yjnf0nc3— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) August 25, 2020
「感染者責めないで」 文科相、いじめや誹謗中傷に声明https://t.co/keZvYuUw1L
新型コロナウイルスに感染した子どもや学校への差別を防ごうと、萩生田光一文部科学相が児童生徒や教職員、保護者らに向けメッセージを発表。「誰もが感染する可能性がある」「感染者を責めないで」と訴えました。 pic.twitter.com/b4shbJRQpw
— 朝日新聞デジタル編集部 (@asahicom) August 25, 2020
新潟県内の学校で、新型コロナウイルスに関するいじめが、これまでに確認できただけでも8件起きていたことが分かりました。https://t.co/8vDFeFy9RX https://t.co/P0Lr0Lkywd
— NHK科学文化部 (@nhk_kabun) August 25, 2020
いじめが起きても表に出ないで隠される状況と似ている。あってはならないという言葉が加速して、逆に状況を悪化させる。
多くの子ども「感染秘密にしたい」新型コロナ意識調査 | NHKニュース https://t.co/rXZP06tb8E— Dai Tamesue (為末大) (@daijapan) August 18, 2020
また、分科会で、偏見・差別とプライバシーに関するWGの設置が決まりました。新型コロナウイルスは誰もが感染する恐れがあり、ネット上での感染者への誹謗中傷など、心ない攻撃やプライバシーの侵害はあってはならないことです。秋口にも中間まとめを行い、法務省など関係省庁とも連携し、対応します。 pic.twitter.com/wtTVY4k4dg
— 西村やすとし #新たな日常 NISHIMURA Yasutoshi (@nishy03) August 24, 2020
闘うべき相手はウイルス、決して人ではありません。歴史の中では、感染症による差別偏見が繰り返されてきました。もう同じことは起こさない。それが本当に成熟した社会となる条件です→『感染者への中傷・差別に対応 政府WG、来週にも初会合 弁護士や知事ら』https://t.co/2Agi1DpHNb
— 今村顕史 (@imamura_kansen) August 24, 2020
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