*記者会見
菅義偉(すがよしひで)官房長官が自民党総裁選に出馬すると表明しました。
9月2日に行われた記者会見で菅官房長官は「安倍政権の取り組みをしっかり継承し、さらに前へ進めるために私の持てる力を全て尽くす覚悟であります」と述べ、安倍政権の方針を引き継ぐと言及。
また、派閥の意向にも左右されず、菅政権として独自色を出しながら、政権を維持すると強調していました。
菅官房長官は秋田県の農家で長男として生まれ、その後に東京の段ボール会社に勤務し、学費を貯めて法政大学第二部法学部政治学科へ進学。長年の下積み時代を得て、徐々に自民党内で地位が上がっていき、安倍政権で官房長官に任命されて今の立場まで辿り着きました。
いわゆる叩き上げ系の人物であり、安倍首相とは違って親のコネにはほぼ頼らず、実力と忍耐力でここまで上り詰めた方です。
自民党の議員としては珍しく、庶民の暮らしや貧困に理解のある人物だと言え、菅官房長官が総理大臣となった場合、そのような観点で良い判断をしてくれる可能性もあるかもしれません。
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