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10月1日から入国制限が緩和され、旅行促進のGoToトラベルキャンペーンも大幅に拡大されます。
GoToトラベルキャンペーンでは東京都も本日から対象となり、合わせて追加値引きが可能となる地域共通クーポンの利用もスタート。
既に首都圏関連の宿泊施設で予約が急増している状態で、割引セールを狙った広告も激しくなっています。
ただ、地域共通クーポンは直前まで届かないというトラブルが頻発し、「参加した事業者なのにまだ地域共通クーポン券が手元に無い」というような声が多いです。
事業者も利用者もよく分からないまま始まった形で、地域共通クーポンの初動はあまり順調では無さそうに見えます。
GoToトラベルとセットで全世界を対象にしていた入国制限措置が緩和され、政府は条件付きで在留資格がある外国人の入国を認めるとしていました。
外国人の入国制限緩和は引き続き拡大する方針で、政府が新型コロナウイルス対策よりも経済優先に政策路線を変更した証拠でもあると言えるでしょう。
一方で、GoToトラベルの効果は予想よりも少なかったとする分析結果もあり、入国制限緩和やGoToトラベル拡大で日本経済が何処まで立ち直るかは不透明です。
人の移動が増えることで新型コロナウイルスの感染が拡大する可能性が高く、10月以降の感染者数によっては再び政策の見直しを迫られることになるかもしれません。
GoToトラベル東京追加 予約急増、各地で誘客策
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64328440Y0A920C2L83000/
政府による国内旅行の需要喚起策「Go To トラベル」キャンペーンに東京発着が10月から追加され、首都圏の宿泊施設で予約が急増している。割引を見込んだ誘客策が相次ぎ、週末に満室となる例も出ている。ただ、新型コロナウイルス感染再拡大への懸念もあり、感染対策に神経をとがらせている。
新型コロナウイルスの水際対策をめぐり、政府は10月1日から原則、全世界を対象に入国制限措置を緩和することになりました。
関西空港では検疫所が対策を強化していますが、国際線の発着は1日数便にとどまり、空港は閑散とした状況が続いています。
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