*官邸
菅義偉首相が日本学術会議の任命問題で初めて説明しました。
FNNやロイター通信によると、菅首相は10月5日の記者会見で、「総合的・俯瞰(ふかん)的に活動を確保する観点から今回の任命について判断した。6人の方について、いろんなこと言われますが、そういうことは一切関係ありません」と述べ、予算等の観点から総合的に判断したとコメント。
政治的な意向で色々と決めたことはないとして、菅首相は「学問の自由を侵害したわけではない」と強調し、年間約10億円の予算を使っている政府機関であるとメディアに語っています。
菅首相の発言を聞くと分かりますが、具体的な説明をしたわけではなく、菅政権としての方針を何度も繰り返しただけです。
学者や野党が求めていた憲法との整合性や初の任命拒否を決断した根拠は示しておらず、説明とは言い難い内容になっています。
菅首相は、内閣記者会のインタビューで、日本学術会議の会員候補6人を任命しなかった理由について説明した。
菅首相「学問の自由(の侵害)とは関係ない。日本学術会議は政府の機関であり、年間約10億円の予算を使って活動している。総合的・俯瞰(ふかん)的に活動を確保する観点から今回の任命について判断した。6人の方について、いろんなこと言われますが、そういうことは一切関係ありません」
[東京 5日 ロイター] – 菅義偉首相は5日夕、内閣記者会とのインタビューに応じ、日本学術会議が推薦した新会員候補のうち6人の任命を拒否したことに関して、総合的・俯瞰的活動を確保する観点から判断したもので、学問の自由とはまったく関係ない、との見解を示した。
「「(会議の)総合的、俯瞰(ふかん)的活動を確保する観点から今回の任命について判断した」
え、何の説明にもなってないじゃん。具体的に理由を言えよ。
菅首相「前例踏襲良いのか」 学術会議任命拒否は適法―理由明示せず:時事ドットコム https://t.co/8NcFKsLqTE @jijicomより
— 明石順平@「キリギリスの年金」発売中 (@junpeiakashi) October 5, 2020
菅首相
「日本学術会議については(中略)その在り方について相当の議論が行われ、結果として総合的俯瞰的な活動を求めることになりました。まさに総合的俯瞰的活動を確保する観点から今回の任命についても判断させて頂きました。」👆何も説明していないに等しいかとhttps://t.co/9QKERjzqyu
— YellowishPink (@pink_yellowish) October 5, 2020
この見出しだと「学問の自由」について正面から説明したかのような印象を受けてしまいそうですが、「学問の自由とは全く関係ない。それはどう考えてもそうではないか」は全く回答になっていないと思う。https://t.co/hZwXWRiqwh
— 安田菜津紀 Dialogue for People (@NatsukiYasuda) October 5, 2020
「日本学術会議については…総合的、俯瞰的活動を求めることにした。まさに総合的、俯瞰的活動を確保する観点から今回の人事も判断した。このようなことを今後も丁寧に説明していきたい」って何の説明でもなく「俺が決めたから決めた。それ以外は説明しない。」って事ですよねhttps://t.co/fAVQ7zQWiJ
— 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) October 5, 2020
菅首相「前例踏襲良いのか」 学術会議任命拒否は適法―理由明示せず:時事ドットコム#学術会議の人事介入に抗議します
法的であろうと、問題はそこではないのでは?
法的であったとしても、許されることではない!説明になっていない! https://t.co/LidWMiU72e— クジラ3 (@jinbeikujira) October 5, 2020
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