*公式HP
自民党の甘利明議員が日本学術会議の任命問題で、こっそりとブログ記事を修正していることが分かりました。
修正されたのは甘利議員が8月に投稿した「国会リポー 第410号」です。この記事では「日本学術会議が中国の千人計画には積極的に協力しています」と断定口調で書いていましたが、いつの間にか文章の内容が「間接的に協力しているように映ります」となっていました。
右派や保守派の言論人が日本学術会議批判をする際に、中国と協力している証拠の1つとして提示していたブログ記事だけに、ここがこっそりと記事を修正していたというのは大問題だと言えるでしょう。
ちなみに、日本学術会議側は「中国の千人計画に協力していない」と言及しており、公式活動として中国を含め、他国の軍事研究を積極的に支援したことはないとしています。
国会リポート 第410号
https://amari-akira.com/01_parliament/2020/410.html
日本学術会議は防衛省予算を使った研究開発には参加を禁じていますが、中国の「外国人研究者ヘッドハンティングプラン」である「千人計画」には間接的に協力しているように映ります。他国の研究者を高額な年俸(報道によれば生活費と併せ年収8,000万円!)で招聘し、研究者の経験知識を含めた研究成果を全て吐き出させるプランでその外国人研究者の本国のラボまでそっくり再現させているようです。そして研究者には千人計画への参加を厳秘にする事を条件付けています。
そしてこちらは「学術会議が中国の千人計画に協力している!」と言うデマの元になった甘利氏のブログについての検証。甘利氏、自らのブログを
①「千人計画」には積極的に協力しています
→②「千人計画」には間接的に協力しているように映ります
とこっそり変更です。https://t.co/63Ihq2DGhH— 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) October 12, 2020
甘利さんのリポート410号
注目度合いが増して曲解を招く部分を弱めに修正かかっておりますが中身自体が大きく変容はしていないと捉えています。https://t.co/6dVsrTsaxFまたこちらは千人計画wikipediaわんしhttps://t.co/EETCsQ7AKu
そして画像は学術会議の目的や使命 pic.twitter.com/9uPq6oZjsq
— 🍓コムちゃん🍓 (@common_fp5) October 12, 2020
甘利明 Official Web | Akira Amari
しかし、何より恐ろしいのはフェイク動画でその国の民意を操作できることです。
フェイクで民意を煽っている(操作する)という点で、お前もあちらの国家も同じ穴の狢ということを、身を以て証明したわけだ。 https://t.co/N8dOn3uEd8
— Yoichi Nasuno (@Munetaka_Nasuno) October 12, 2020
学術会議が「中国の千人計画に積極的に協力」とした甘利氏、ブログをひっそり修正 https://t.co/nLRnFCiGDs
ブログが火種となって学術会議が批判されているのにサイレント修正はあり得ない。「積極的に協力」と「間接的に協力しているように映る」では全然違う。
甘利ブログ https://t.co/BV00c6tP1R— みりん。 (@healthio) October 12, 2020
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