2020年は記録的な猛暑となりましたが、猛暑の後は大地震が起きやすいと言われています。
過去の大地震と気温の関係を調査してみると、2011年3月に発生した東日本大震災の前年は8月の平均気温が29.6℃となるほどの猛暑を記録。1994年10月4日の北海道東方沖地震(M8.2)や2008年06月14日の岩手・宮城内陸地震(M7.0)でも直前の夏が猛暑で、いずれも記録的な熱波が気象庁で捉えられていました。
他にも数多くの大地震で猛暑だったケースが見られ、猛暑の後に大地震が起きやすいというのは事実としてあると言えるでしょう。
更に今年は太平洋東部で海面水温が低くなる「ラニーニャ現象」が起きつつあり、このラニーニャ現象も猛暑と同じように大地震の前に起きることが多いと言われているのです。
タイミング的にはラニーニャ現象の終息頃に大地震が起きることが多く、2011年の東日本大震災前にもラニーニャ現象が起きていました。
不気味なことに2020年夏頃から神奈川県を中心に異臭騒動が発生し、現在も原因不明の異常現象として行政や消防が緊急調査を続けています。
このような異臭騒ぎは関東大震災前にあったと言われ、猛暑と合わせてみると大地震の前兆現象と感じてしまうところです。
少なくとも、徐々に大地震の発生が迫ってきているのは間違いなく、今から改めて地震対策や避難ルートの確認、連絡手段の確保などを考えておいたほうが良いかもしれません。
1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災の直前に異臭があったとする文献もある。
大阪市立大名誉教授で地質学者の弘原海(わだつみ)清氏が住民の証言を集めた『阪神淡路大震災1995年1月17日午前5時46分 前兆証言1519!』(東京出版)では、宝塚市のエンジニアによる《前夜7~8時、汚物と漬物が腐ったようなガスの臭いがした》との証言が紹介されている。《居間(12畳洋間)の床下から臭ってきたとしか思われません》などとしている。
北海道東方沖地震
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E
北海道東方沖地震(ほっかいどうとうほうおきじしん)は、1994年(平成6年)10月4日に北海道根室沖約200km(北緯43度22.5分、東経147度40.4分、深さ28km)の地点を震源として発生したM 8.2の沈み込んでいる太平洋プレート内(スラブ内)で発生した地震。
東日本大震災
https://ja.wikipedia.org/wiki/%
東日本大震災(ひがしにほんだいしんさい)は、2011年(平成23年)3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震による災害およびこれに伴う福島第一原子力発電所事故による災害である[1]。大規模な地震災害であることから大震災と呼称される。東日本各地での大きな揺れや[2]、大津波、火災等により、12都道県で2万2,000人余の死者(震災関連死を含む)・行方不明者が発生し[3]、これは明治以降の日本の地震被害としては関東大震災、明治三陸地震に次ぐ規模となった。
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https://johosokuhou.com/2020/10/13/38284/
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