*アゼルバイジャン
9月27日から続いていた旧ソ連のアルメニアとアゼルバイジャンの大規模な戦争が停戦することになりました。
当初は何度も停戦合意が破られていましたが、長引く戦闘から戦力の損耗が激しいアルメニア側が敗北を認め、係争地ナゴルノカラバフの一部割譲を条件にして停戦合意がまとまったと発表。
合わせてロシア軍の平和維持部隊が現地に入り、アゼルバイジャンとアルメニアの双方を監視しています。
ロシアはアルメニアの同盟国でしたが、アゼルバイジャンとも交流していたこともあって、最終的には戦闘を傍観して介入することはしませんでした。
結果的に国力が弱体化したアルメニアにはロシア頼りの政策が強まると見られ、ロシアが今回の勝者になったとも言われています。
【モスクワ共同】アゼルバイジャンとアルメニアの係争地ナゴルノカラバフを巡る激しい戦闘は16日までに、停戦合意に基づきロシア軍の平和維持部隊が現地に展開、双方の攻撃は完全に停止した。事実上敗北したアルメニアはこれまで占領していた地域をアゼルバイジャンに順次引き渡す。
Russian peacekeepers in the vicinity of Dadivank. pic.twitter.com/NuUbkmCnCX
— 301🇦🇲 (@301_AD) November 15, 2020
私が最も恐れていた展開。アルメニア対アゼルバイジャンの戦争で、ロシアが勝った。戦わず勝利を収める。痛めつけられたアルメニアはロシアの支配下へ。勝ったはずのアゼルバイジャンの国内に合法的にロシア軍が駐屯する事になります。両国は見事にロシアにやられました。https://t.co/tC6Px94rC1
— グレンコ アンドリー (@Gurenko_Andrii) November 10, 2020
第二次ナゴルノ・カラバフ戦争でアルメニア軍の防空システムを一方的に破壊し、アゼルバイジャン軍の勝利に大きく貢献した、ハーピー、ハロップ特攻ドローン。 pic.twitter.com/5UhR0kdpET
— mssn65 (@jpg2t785) November 14, 2020
とりあえずアルメニア側はナゴルノ・カラバフ共和国を解散しない、ステパナケルトも保持する、アルメニア本国とステパナケルトを結ぶラチン回廊はロシア軍平和維持部隊の保護下で維持する、という内容か。意外に寛大な条件だが、回廊地帯以外のラチンはアゼルバイジャンに引き渡されてしまうので
— ユーリィ・イズムィコ (@OKB1917) November 9, 2020
「住めるものなら住んでみろ」 アルメニア人、撤退前に自宅へ放火(字幕・15日) pic.twitter.com/TKObe3ZeNO
— ロイター (@ReutersJapan) November 17, 2020
アルメニアは、戦争に負けるというのがどういうことなのか、改めて教えてくれた。 pic.twitter.com/yqxR0bb0iX
— mssn65 (@jpg2t785) November 13, 2020
一方でアゼルバイジャンからすれば、30年前に町を焼き、故郷の土地を奪ったアルメニアに復讐するため、貧しかった国の経済を発展させ、軍備を強化し、最新の戦術をもって戦争に勝った。これほど嬉しいことはないだろう。
ただ、これからは怨まれる側に変わり、またいつか…というお話。 pic.twitter.com/TjO4fWrhYW
— mssn65 (@jpg2t785) November 13, 2020
アグダムで12名のアルメニア兵が撤退を拒否して、アゼルバイジャン軍に包囲されているらしい。
投降しなければおそらく射殺されるだろうと。 https://t.co/exN8WNbz5j
— mssn65 (@jpg2t785) November 16, 2020
今回の紛争で、ナゴルノカラバフには私を含め計約400人の記者が入ったという。アルメニアのメディアが多いが、ロシアやフランスからも多数。死者の報告はないものの、フランスの日刊紙記者2人がシュシで大けがを負いヘリで搬送された。ロシア人記者も3人前後がけが。割合としてはかなり危険かも。 https://t.co/5xPLucspZS
— 国末憲人 Kunisue Norito (@KunisueNorito) November 14, 2020
今回の戦争で壊滅したアルメニア軍のオサー防空システム、ヨルダンから中古35セット2700万ドルで買ってたんですね。 https://t.co/6b4XGPRkSy
— mssn65 (@jpg2t785) November 15, 2020
アルメニア・アゼルバイジャン見てると、攻撃を受けた際に支援を受けるには少なくとも欧米社会からその一員であると見られていることが重要で、そうでないと、せいぜい「市民の被害を憂慮する」レベルの声明が出されるだけで誰も助けにこないってことなんだよね
— ぱらみり(健全アカウント) (@paramilipic) November 13, 2020
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