*厚生労働省
厚生労働省は大阪府で初めてイギリス型の新型コロナウイルス変異株を確認したと報告しました。
厚生労働省によると、変異株を確認したのは10代男性2人と40代女性で、いずれも海外への滞在歴は無かったとのことです。
不特定多数との接触報告も無く、先月に発症して今月上旬には療養解除となりました。
他にも京都府で新たに2人の感染報告があり、これで国内の変異株感染は16都府県で130人。この3週間で5倍以上に増え、遺伝子検査の遅れもあって、水面下の感染状況はよく分かっていないのが実情です。
専門家からは第4波に繋がる可能性を指摘する意見があるほどで、通常の新型コロナウイルスと比べて感染力が最大1.5倍も強いと言われている変異株が広がれば、夏までに再び緊急事態宣言となることもあるかもしれません。
新型コロナウイルス感染症(変異株)の患者等の発生について
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_16914.html
変異株、国内でクラスター 「第4波につながる可能性」
https://www.asahi.com/articles/ASP2Q6K8VP2KULBJ013.html
感染力が強いとされる新型コロナウイルスの変異ウイルスが国内でも徐々に広がってきた。水際対策は効いてきた一方、21日までに国内では16都府県で130人の感染者が確認され、3週間で5倍に増えた。変異株かどうか調べられているのは感染者全体の1割に満たず、全体像は見えていない。専門家は「第4波につながる可能性があり、抑え込みが重要だ」と指摘する。(市野塊、三上元、野口憲太)
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