*国会
丸川珠代議員が過去に選択的夫婦別姓の導入を否定する意見書を提出していたとして、国会で議論になっています。
問題視されているのは1月30日付けで丸川氏や高市早苗議員らの連名で地方議会に提出された意見書です。
この意見書は選択的夫婦別姓について、「家族単位の社会制度の崩壊を招く」などと批判しており、選択的夫婦別姓の導入を取り止めるように求めていました。
国会では立憲民主党の辻元清美議員が「オリパラ参加資格を有する206ヶ国で、日本以外に婚姻した際、法律で夫婦の姓を同姓とするよう義務付けている国はありますか?」と質問したところ、丸川氏が「我が国以外には承知しておりません」と回答する場面が見られ、日本だけが異常な状況になっているとの指摘が飛び交います。
菅義偉首相が「個人の考え方だ」と擁護することもあり、選択的夫婦別姓の導入を巡って国会が紛糾することになりました。
自民党議員らの多くは選択的夫婦別姓の導入に反対している状態で、安倍政権の頃からその流れは変わっていません。
一連の問題は海外メディアも取り上げ、日本の古い価値観に疑問を投げ掛けています。
「別姓反対」丸川五輪相に反発 地方議員へ阻止要請
https://news.yahoo.co.jp/articles/d29432eedbd973ed4575aae323bc10193c64a1be
丸川珠代五輪担当相が自民党の保守系国会議員有志とともに、選択的夫婦別姓の実現を求める意見書採択を阻止するよう文書で地方議員に呼び掛けたことが分かり、反発を招いている。
Japan’s minister for women’s empowerment and gender equality, Tamayo Marukawa, is among a group of conservative MPs who have opposed a legal change that would allow women to keep their birth name after marriage.
Japan is one of only a few industrialised countries where it is illegal for married couples to have different surnames. The country’s civil code, introduced in 1896, requires married couples to share a surname and while it does not stipulate which name they should adopt, in practice women take their husband’s name in 96% of cases.
夫婦別姓「賛同しないで」 丸川担当相が連名、自民有志が地方議会に要望書
自民党の国会議員有志が地方議員に対し、選択的夫婦別姓制度導入に賛同する意見書を地方議会で採択しないよう求める文書を送り、丸川珠代担当相も、名を連ねていたことが分かったhttps://t.co/oRXSrWECpM
— 東京新聞編集局 (@tokyonewsroom) February 24, 2021
辻元清美議員
選択的夫婦別姓について、オリパラ参加資格を有する206ヶ国で、日本以外に婚姻した際、法律で夫婦の姓を同姓とするよう義務付けている国はありますか丸川大臣
我が国以外には承知をしておりません辻元議員
選択的夫婦別姓の法案、私たち出してます。一緒に通して世界標準にしましょう pic.twitter.com/1zZfRwzeyE— 立憲民主党 国会情報+災害対策 (@cdp_kokkai) March 1, 2021
夫婦は同姓であるべきというのが「個人の信念」であるならば、なぜ丸川氏は本名である「大塚 」ではなく旧姓の「丸川」を名乗るのだろうか。記者さん、ぜひとも聞いてみてください。→丸川担当相、夫婦別姓反対の書状に名前 「個人の信念」:朝日新聞デジタル https://t.co/tl3C8oMV7m
— 想田和弘 「精神0」公開中 (@KazuhiroSoda) February 24, 2021
男女共同参画相についた丸川議員が選択的夫婦別姓に反対していたことをガーディアンも記事に。日本のジェンダーギャップが森発言以降、世界でニュースになるように。特に政治家の言動が驚きとともに報じられてる。https://t.co/lS6Aj7RyNb
— 古田大輔 (@masurakusuo) February 27, 2021
『個人の信念』で、選択的夫婦別姓に反対し、地方議会に圧力とも取れる文書を発出した方を「男女平等担当大臣」とした菅総理の理由を聞きたい。
「別姓反対」丸川五輪相に反発 地方議員へ阻止要請 #SmartNews https://t.co/v4apoOYTrl
— 蓮舫🙋♀️@RENHO・立憲民主党 (@renho_sha) February 28, 2021
自民党国会議員が全国の地方議会の議長およそ40人に送った手紙、選択的夫婦別姓に賛同しないよう求める内容で、丸川五輪担当大臣の名も。みんな唯々諾々ということを聞くわけではないようだ。 pic.twitter.com/HMdTg2OYpv
— 毛ば部とる子 (@kaori_sakai) March 1, 2021
丸川オリパラ担当大臣が、選択的夫婦別姓の実現を求める意見書を採択しないよう促す文書に連名したのは、担当大臣として相応しくない
本当にその通り👏
強制的夫婦同姓を採用している国は日本以外にないのに、なんでよりによってこんな人を選ぶのか
これくらいはすぐ、世界標準にしよう! pic.twitter.com/kas63nqQUK— くるみわり (@nutcracker_1892) March 1, 2021
いいね!しよう