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新型コロナの変異株、致死率1.6倍との調査論文!感染力と致死率の両方で強化と結論に!約5万5000人の記録を分析


世界各地で発生している新型コロナウイルスの変異株ですが、約5万5000人を対象とした追跡調査で、感染力と致死率の両面で従来の新型コロナウイルスと比べて強化されていることが分かりました。

これはイギリスのエクセター大学などに所属している研究チームが発表したものです。
調査対象となったのはイギリス型変異株「B117」の感染者5万4906人で、1000人あたりの死亡率だと4.1人となり、通常の新型コロナウイルスと比べて64%ほど高い値になりました。

今までも感染力の強化が指摘されていましたが、合わせて致死率に関しても1.5倍以上の変動があったとまとめられています。

いわゆる弱毒化による致死率の低下は全く見られず、新型コロナウイルスに関して言えば、致死率が大幅に高まった形です。
既に日本国内にも新型コロナウイルスの変異株は多数入り込んでいるわけで、引き続き変異株の監視と感染症対策の強化を国が率先して行う必要があります。

 

Risk of mortality in patients infected with SARS-CoV-2 variant of concern 202012/1: matched cohort study
https://www.bmj.com/content/372/bmj.n579

新型コロナ英変異株、致死率「格段に高い」=論文
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-variant-britain-idJPKBN2B21UD?feedType=RSS&feedName=special20

[ロンドン 10日 ロイター] – 英国で昨年9月に見つかった新型コロナウイルス変異株について、それまでに感染の主流だった他の新型コロナ株と比べて致死率が30─100%高いことが10日、英医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(BMJ)に掲載された論文で明らかになった。

 

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