＊宮城県
新型コロナウイルスの感染者数が過去最多を更新した宮城県が危機的な状況となっています。
宮城県における新型コロナウイルス感染者数は３月に入ってから激増しており、３月２０日には過去最多の１２５人の感染を確認。人口比率だと東京都を超える数字で、仙台市に関しては病床使用率も満床が見えているほどの状態です。
河北新報に掲載された佐藤和宏県医師会長のコメントには「戦争以来の危機的な状況だ」と書いてあり、昨年からの１年間で過去最悪の危機的な状況となっていると言えるでしょう。
宮城県全体でも入院者の確保病床使用率はステージ３（急増）に到達し、このままだと国の基準でも最悪のステージ４に突入すると思われます。
２月に再開したGotoイートや東日本大震災関連の式典が感染者急増に影響したと見られ、このペースだと１日２００人程度まで感染者が激増することになるかもしれません。
宮城県は独自の緊急事態宣言を発出した上で、最初に見送った営業時間の短縮要請も追加で再要請すると明らかにしました。
当初、経済政策を優先していることから営業時間の短縮には消極的でしたが、あまりにも感染者の増え方が急激だったことで、県が重い腰を上げた形です。
宮城県 新型コロナウイルス情報
https://www.pref.miyagi.jp/site/covid-19/02.html
病床逼迫、やむなく再要請 仙台市内ほぼ満床
https://kahoku.news/articles/20210322khn000016.html
新型コロナウイルスのリバウンド（感染再拡大）を封じ込めることができず、宮城県と仙台市は２１日の対策本部会議で、市内の酒類提供店に対する時短営業の再要請に追い込まれた。感染者に占める働き盛り世代の割合が多く、市中感染が懸念される上に、仙台圏のコロナ病床が埋まりつつある。「戦争以来の危機的な状況だ」（佐藤和宏県医師会長）。医療関係者からも深刻な憂慮が相次いだ。
宮城県で、新型コロナウイルスの感染者が急増している。3月20日に確認された新規感染者は過去最多の125人。人口あたりの感染者数は東京の倍以上で、全国ワーストだった。また、21日にも過去2番目となる112人の感染が確認されている。
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