*BBC
インドのアーンドラプラデーシュ州で発見された新型コロナウイルスの変異株が極めて強い毒性と感染力の両方を持っているとして問題視されています。
問題となっているのは南インドで報告があった新型コロナウイルスの変異株「N440K」です。
この変異株は従来の変異株よりも非常に強い毒性があり、感染力と共に数倍から数十倍の強さがあると報告されています。
さらに潜伏期間も短く、感染してから症状が表面化するまでに必要な時間が3~4日程度に短縮。今までの新型コロナウイルスでは1週間ほど掛かっていましたが、それも大きく進化して短縮されていました。
そして、症状悪化のスピードも早まっている傾向が見られ、史上最悪の新型コロナウイルスが誕生したのではないかとして注目を集めているのです。
一部の専門家からは「毒性が強くなって感染力が下がったのでは?」というような声もありますが、どちらにしても新型コロナウイルスの新たな変異株が出てきたという事実には変わりがなく、日本も引き続きインドの変異株に強い警戒が必要だと言えるでしょう。
04 May 2021: Andhra Pradesh: N440K strain 15 times more virulent, say experts
The N440K strain of the coronavirus, called the AP strain as it was first discovered in Andhra Pradesh’s Kurnool, is at least 15 times more virulent than the previous strains, say experts.
The variant—which is possibly responsible for the spike in infection in Visakhapatnam and other parts of Andhra Pradesh—is perhaps more virulent than the Indian variants B.1.617 and B.1.618.
メモ
南インドで発見新型コロナウイルス変異株「N440K」とは?
インド南部アンドラプラデーシュ州クルヌールで最初に発見。
従来変異株より15倍致命的、
潜伏期間が短く病気の進行は速い。
短い曝露で4〜5人以上に感染。
結膜炎、喉痛、頭痛、発疹、胃のむかつき、指の変色https://t.co/RBpFnSiG4T— 笹山登生 (@keyaki1117) May 5, 2021
●インドのAP変異株N440K(B.1.36)は感染力が強く、かつ強毒である可能性
→「The Hindu」なる新聞の報道です。
ソースはしっかりしており、取材により実名でコメントを得ているので信頼性の高い情報だと考えます。
別の記事ではCCMBに送られてきているサンプルの50%がN440K変異株ともありました。— influenzer (@influenzer3) May 5, 2021
インドの新変異株N440Kは致死性が従来型の15倍。感染のスピード10倍。短い潜伏期間で、症状悪化が速い。呼吸困難までは、これまで一週間ほどかかったが、この変異株は3-4日。だから、ICUや酸素供給がひっ迫しているhttps://t.co/zvSiJDySTb
— DNAパパ👨🏻🔬ゲノム🧬解析サイエンティスト 🇦🇺永住17年目 (@DNA_PAPA) May 6, 2021
インドのN440K株は強毒かつ感染力も強い可能性があるようですが…こんな恐ろしいものが世界中に拡散しかけている状況で『東京五輪』を無理やり開催するのは空気を読めてなさすぎだと思います。『人類が新型コロナに打ち勝った証としての五輪』を目指すなら、少なくとも開催の時期は今ではありません。
— Childish Teacher (@TeacherChildish) May 5, 2021
ちょっと誤解が広がってるようなのでツイート。
強毒性か?とバズってるインドのN440K(B.1.36)は少し前に話題になった所謂インド変異株(B.1.617)とは別です。
日本に入って来てることが確認出来てるのは後者。
前者はインドでも地域限定的で、主流ではありません。— 小曽根 薫 (@zonexkaoru) May 5, 2021
まだ確定ではないようですが、アーンドラプラデーシュ州でなんかヤバい変異株が見つかったらしい。N440Kと呼ばれる変異株は、感染してから重症化するまでの速度が段違いとのこと。https://t.co/jnyU4oS2cD
— ポポッポー (@po_po_poo) May 5, 2021
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