*厚生労働省
厚生労働省は日本国内で5月10日までに新型コロナウイルスのインド変異株を国内で70件ほど確認したと明らかにしました。
これは衆議院厚生労働委員会で田村厚生労働大臣が発表したもので、空港検疫が66件、残り4件はそれ以外の検査で判明したと報告。
そして、インドとパキスタン、ネパールの3ヶ国を対象にして、滞在歴のある外国人の入国を5月14日から原則拒否するとも発表し、今まで以上の強い水際対策を実施するとしていました。
ただ、日本政府の対応が遅かったこともあって70件以外にも日本国内に侵入したインド変異株が存在しているとも言われ、もはや感染拡大は時間の問題だと見られています。
都道府県別の変異株(ゲノム解析)確認数(HER-SYS) 5月11日時点
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000778848.pdf
日本入国前14日以内 インドなど3国に滞在は入国拒否で最終調整
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210512/k10013026731000.html
政府関係者によりますと、日本に入国する前14日以内に、インド、パキスタン、ネパールの3か国に滞在歴のある外国人は、定住者や日本人の配偶者など在留資格を持つ人であっても、14日午前0時から当分の間、特段の事情がないかぎり、入国を拒否する方向で最終調整していることがわかりました。
インドで広がる変異ウイルスについて、田村厚生労働大臣は、10日までに、日本国内では、空港検疫を含め70件確認されたことを明らかにしたうえで、インドなどからの入国者の水際対策に万全を期す考えを強調しました。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
いいね!しよう