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福島第一原発2号機、建屋上部から毎時数十シーベルトの放射能を検出!40ペタベクレル以上のセシウム 原子炉内に匹敵 


*原子力規制委員会
原子力規制委員会が福島第一原発2号機でロボットを使った調査を行い、建屋の上部から大量の放射性物質を検出したと明らかにしました。

調査を行ったのは2号機の原子炉格納容器の上にある「シールドプラグ」と呼ばれる3層構造のコンクリート製の「ふた」で、第一層と第二層の間を調査したところ、40ペタベクレル(1ペタベクレルは1000兆ベクレル)以上のセシウム137を確認。
毎時数十シーベルトの超高線量となり、局所的に原子炉内部と同じレベルの高線量が計測されていました。

このふた部分は原子炉からの蒸気や放射性物質を大量に受け止めたと見られ、その影響で放射線量が異常な数値になったと分析されています。
ふたから少し離れた場所でも1時間あたりで1.2シーベルトを超えている状態で、防護服を着ても人間が作業できない環境になっていました。

 

調査で使われたロボットと測定結果 原子力規制委員会

 

福島第一原発2号機でロボット調査 高い値の放射線計測
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210914/k10013259661000.html

東京電力福島第一原子力発電所の事故で、原子力規制委員会は放射性物質が大量に付着しているとみられる2号機の設備で、ロボットを使った調査を行い、高い値の放射線を計測しました。規制委員会は強い放射線の発生源があるとみて廃炉作業への影響を把握するため詳しく調べる方針です。

 


 

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