*官邸
朝日新聞が岸田文雄新内閣の発足直後に行った世論調査の結果を発表し、内閣支持率が過去最低となる45%だったと明らかにしました。
これは現在の方式で世論調査が行われた中で過去最低のスタート支持率となり、民主党政権に大敗した麻生政権の48%よりも低いです。
また、日本テレビや読売新聞の世論調査でも支持率は56%だったとして、こちらも麻生政権に次いでワースト2位の低さとなりました。
菅政権が60~70%程度の支持率でスタートしたことを考えるとかなり低く、前の政権から代わり映えしない閣僚メンバーに呆れる国民が増えたのだと思われます。
これに衝撃を受けているのは政府与党である自民党で、「期待していたほど高くない」「厳しい船出だ。うちの選挙も苦しいだろう」などと厳しい声があったと時事通信社は与党の反応を取り上げていました。
少なくとも自民党としてはご祝儀相場で60%を超えるような支持率を期待していたと見られ、この予想以上に低い開幕の支持率は衆議院選挙にも大きな影響を与えそうです。
岸田内閣、低調な船出 支持率45%・不支持率20% 朝日世論調査
https://www.asahi.com/articles/ASPB55RLVPB4UZPS005.html
岸田文雄内閣の発足を受け、朝日新聞社は4、5日、全国世論調査(電話)を実施した。内閣支持率は45%で、不支持率は20%だった。発足直後の支持率としては、現在の方法で調査を始めた2001年の小泉内閣以降で、麻生内閣の48%を下回り、最低となった。
内閣支持「ご祝儀」限定的 与党、衆院選へ不安
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021100600828&g=pol
報道各社の世論調査で、岸田内閣の支持率はいずれも50%前後だった。発足時としては歴代と比べて低水準で、「ご祝儀相場」は限定的だ。与野党には安倍・菅政権からの変化の乏しさや甘利明自民党幹事長の「政治とカネ」の問題などが影響したとの見方が出ている。与党内では19日公示の衆院選へ不安の声が漏れる。
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