*れいわ新選組
衆議院選挙で東京8区からの出馬を表明したれいわ新選組の山本太郎代表を巡る騒動で、立憲民主党の情報伝達ミスが問題の原因ではないかとする説が浮上しています。
これは山本太郎代表も言っていたことで、事前に野党統一候補として調整した上で発表したのに、東京8区を地盤とする吉田はるみ氏には情報が伝わっておらず、山本太郎代表がそのまま発表したことで混乱。
読売新聞の記事には先月25日に立憲民主党の枝野代表が候補者の一本化に関して、「平野氏から何の報告も受けていない」などと発言したとも書いてあり、しばらく前から立憲民主党内部で情報伝達に遅れが発生していたことが分かります。
また、日刊ゲンダイの記事にも関係者の話として立憲民主党の上層部や山本太郎代表は一致していたとの記述が見られ、これらの情報を総合すると単純に山本太郎代表が勝手に公言したわけでは無さそうです。
少なくとも、立憲民主党の幹部と山本太郎代表の間で野党統一候補との認識はあったようで、山本太郎代表の発表時期が早かったのと立憲民主党の対応が遅かったことが合わさって、このような騒動になったと推測されます。
枝野代表「何の報告もない」と不快感…野党候補一本化、小沢氏への調整依頼に
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20210925-OYT1T50210/
立憲民主党の枝野代表は25日、平野博文選挙対策委員長が小沢一郎衆院議員に次期衆院選での野党候補一本化に向けた調整を頼んだことについて、「平野氏から何の報告も受けていない」と不快感を示した。
山本太郎氏が衆院東京8区から立候補へ 一本化を調整中、野党は困惑
https://www.asahi.com/articles/ASPB86J6YPB8UTFK00S.html
れいわ新選組の山本太郎代表は8日、次期衆院選に東京8区から出馬すると発表した。同選挙区では立憲民主、共産両党で候補者を一本化する調整が進んでいた。山本氏の「サプライズ」参戦は、「野党共闘」に波紋を広げている。
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