家計の消費支出に占める飲食費の割合を示す「エンゲル係数」が2020年に大幅悪化していることがわかりました。
総務省が発表している家計調査では2020年の勤労者世帯ベースで前年同期比でプラス2ポイントの26.0%を記録。2人以上の世帯だと27%を超える水準となり、これは1990年に起きたバブル崩壊後で過去最悪の数字です。
単純な数値比較だと36年前の水準に逆戻りしているほどで、日本人の経済的なゆとりが大きく消し飛んだことを意味しています。
あくまでも生活水準が下がったわけではないとする分析意見もありますが、ここまで急激に増加したのは過去50年間の中でも全く無く、それだけ新型コロナウイルスの影響と消費増税が日本経済を大きく冷え込ませたことは間違い無いです。
2021年はやや改善の兆しが見られるとしていますが、2020年にコロナで世界経済が大きく落ち込んだ反動だと思われ、まだ日本のエンゲル係数が落ち着いたと見るのは時期尚早だと言えます。
経済的なゆとりを示す「エンゲル係数」が急上昇している。特に2020年には総務省「家計調査」の勤労者世帯ベースで前年に比べて+2.1ポイント高い26.0%となった。この背景には、コロナショックに伴うサービス消費の落ち込みやエネルギー価格の下落があると推察される。
エンゲル係数は、家計の消費支出に占める食料費の割合であり、食料費は生活する上で最も必需な品目のため、一般に数値が下がると生活水準が上がり、逆に数値が上がると生活水準が下がる目安とされている。
自民党で続けよう、消費税10%!
エンゲル係数は食費の割合で、戦後から一貫して減少し、食べる以外にお金が使えるようになり、国民は豊かになってきましたが、
長期デフレ化において停滞し、消費税で跳ね上がりました。
導入理由は、直接税>間接税で、バランス悪いよね???だけです。 pic.twitter.com/RO8IJU6nsi
— tasan@所得倍増計画をもう一度 (@tasan_121) October 7, 2021
【経済データ】
●エンゲル係数…食費/消費支出豊かな国ほど多くのモノを消費するため、豊かさを示す指標とされます。
ただしいくつか注意点があります。
☑️食費以外の価格変動でも影響(原油価格が安くなる)
☑️食費以外の需要変動でも影響(旅行に行かなくなる) pic.twitter.com/CJStPYvcCG— たくま@経済とインデックス投資🧸 (@takumaeconomy) September 3, 2021
コロナ禍でエンゲル係数が上がっていますね。ですが単純に生活水準が下がった…とも言えないようです。
エンゲル係数のみで消費動向を語るのは危険です🤔⬇️が分かりやすいです
2020年に大幅上昇したエンゲル係数https://t.co/MKkFDwo61p— たくま@経済とインデックス投資🧸 (@takumaeconomy) September 3, 2021
ありがとうアベノミクスおじさん「ありがとうアベノミクス」
2020年に大幅上昇したエンゲル係数 ~主因は新型コロナに伴う移動・接触関連支出減。2021年はピークアウトの可能性~ | 永濱 利廣 | 第一生命経済研究所 https://t.co/CcLHHnmyoP
— 体位臭い (@taiiiiikusai) October 15, 2021
エコノミストより半額寿司に並ぶ庶民の群れは正直。
2020年に大幅上昇したエンゲル係数 ~主因は新型コロナに伴う移動・接触関連支出減。2021年はピークアウトの可能性~ | 永濱 利廣 | 第一生命経済研究所 https://t.co/Bh6PIqC9V2
— Hiraku Kamishima (@kami077) September 27, 2021
エンゲル係数の上昇は何を意味するの?
生活水準が下がるって事?
— さっぽろ (@kVpoIvzZoStbXAQ) May 10, 2021
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