10月18日に行われた党首討論会で消費税に対する岸田文雄首相の考え方がおかしいとして物議を醸しています。
共産党の志位委員長から「本来は社会保障のためである消費税の一部が病床削減に使われているのはおかしい」との質問があり、これに対して岸田首相は「消費税を引き下げるということになりますと、引き下げに伴う買い控え、あるいは将来に対して戻すということになりますと、消費に関して消費が減退するなど、副作用が随分と大きな物があります」と発言。
消費税の引き下げよりも機動的な財源の確保を行うべきだとして、消費税の引き下げに反対するコメントを出しました。
経済学では消費を減退させるのが消費税であって、消費税の引き下げは消費活動を活発化させることから、普通に考えて消費が減退することはほぼ無いです。
それに対して岸田首相は一時的な買い控えなどが起きることを強調し、消費税の引き下げが消費活動を抑制するかのように発言しています。
これは事実を捻じ曲げる行為だと言え、ネットにおいても「メチャクチャな答弁だ」「岸田首相は経済を何も知らない」「これはダメだ」などと落胆の声が飛び交っていました。
岸田首相「消費税を引き下げると、引き下げに伴う買い控えや、消費の減退に繋がるなどの副作用がある」
????? pic.twitter.com/fLO7Th8g9Z
— 町山智浩 (@TomoMachi) October 18, 2021
社会保障の為に使うはずの消費税を病床を減らすために使うのはおかしいだろうと言われた岸田首相の回答がはきりいって滅茶苦茶だった。#党首討論会 #消費税
(質問者 志位和夫/日本共産党) pic.twitter.com/sbNAqZr6EY— EMIL #比例は日本共産党 (@emil418) October 18, 2021
日本記者クラブの党首討論会で志位さんが岸田首相に質問。
コロナ禍に消費税を使っての病床削減はやめるべきとの指摘に岸田首相は答えず、消費税の減税も否定。
今年度、消費税を財源に195億円もの補助金を出し1万床削る計画。
「消費税は社会保障のためだなどと二度と言うべきでない」と志位さん。— 山添 拓 (@pioneertaku84) October 18, 2021
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