*CNN
アメリカで新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染が急拡大しています。
首都ワシントンではオミクロン株の感染者数が急増しており、バウザー市長が12月20日に緊急事態宣言を発表し、1月31日までマスク着用の義務化やウイルス対策の強化を行うように呼び掛けていました。ニューヨーク州などでもオミクロン株の増加傾向が続き、米CDC(疾病対策センター)の調査分析だと、今月18日までの1週間で確認された新規感染者の内、73.2%がオミクロン株と推定されています。
その前の週が12.6%だったことから、実にオミクロン株の感染者が6倍に激増した形です。
既存のデルタ株も急速にオミクロン株となり、バイデン大統領は国民にさらなる感染対策を実施するように求めています。
一方で、製薬会社のモデルナは新型コロナウイルス用のワクチンを3回接種することでオミクロン株への中和抗体の値が大幅に上昇したと発表。50マイクログラムの接種でおよそ37倍になったと報告し、既存のワクチンを活用することでオミクロン株にも対応することが可能だとしていました。
米CDC 1週間の感染者73.2%がオミクロン株と推定 前週の約6倍
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211221/k10013396791000.html
CDC=疾病対策センターは20日、今月18日までの1週間にアメリカで新型コロナウイルスに感染した人の7割以上が、新たな変異ウイルス、オミクロン株によるものだと推定されるという、最新の分析結果を発表しました。
CDCは20日、アメリカで広がっている変異した新型コロナウイルスの割合を推定した最新の分析結果を発表しました。
モデルナ 3回接種「オミクロン株への中和抗体効果が大幅上昇」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211221/k10013396581000.html
アメリカの製薬会社モデルナは、新型コロナウイルスワクチンを3回接種することで変異ウイルスのオミクロン株に対する中和抗体の効果が大幅に上昇することを実験で確認したと発表しました。
モデルナは20日、新型コロナウイルスワクチンのオミクロン株に対する効果について、研究室で行った初期的な実験結果を発表しました。
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