*神奈川県
1月15日に南太平洋のトンガ沖で発生した海底火山の大噴火で、気象庁の津波警報や津波注意報の発表が遅れるなどのトラブルがありました。
気象庁はトンガでの大噴火が伝えられると、第一報で「日本への津波は20センチ未満」として津波注意報の見送りを発表。
しかしながら、噴火の8時間後に日本の各地で謎の潮位上昇が観測され、場所によっては1メートルも海面が変動していたことを受けて、噴火から約12時間後に気象庁は津波注意報と津波警報を出しました。
津波警報の発表が遅れた原因は気象庁が地震などの従来のケースのみを前提としていたからで、海底火山の大規模な噴火によって発生した衝撃波による津波は想定外だったと報じられています。
また、自治体の津波を伝える緊急速報メールにおいても、神奈川県で何度もエリアメールが誤送信されることがありました。
こちらはシステム面の不具合で、あまりにもエリアメールが来ることから、スマートフォンの通知をオフにしたとの報告もあったほどです。
神奈川県の黒岩知事は「原因を調査したところ、委託業者が誤ったプログラムを設定していたことが明らかになりました。ただちに回収作業を終えましたが、二度とこのようなことのないように再発防止を徹底します」とコメントし、再発防止を徹底するとしていました。
未明より、津波に関して緊急速報メールが何度も配信されました。
原因を調査したところ、委託業者が誤ったプログラムを設定していたことが明らかになりました。
ただちに回収作業を終えましたが、二度とこのようなことのないように再発防止を徹底します。ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。
— 黒岩祐治 (@kuroiwayuji) January 16, 2022
津波のエリアメール、20回届いた人も 神奈川知事が設定ミスを謝罪https://t.co/qoiunFNCWI
津波注意報をめぐり、神奈川県で緊急速報メール(エリアメール)が、未明から早朝にかけて最大20回配信されました。
県には「うるさい」「眠れなかった」などと苦情が多数寄せられたといいます。 pic.twitter.com/0CkPyoYxHI
— 朝日新聞デジタル (@asahicom) January 16, 2022
・2022年1月16日𝐒𝐮𝐧𝐝𝐚𝐲
・0時16分に緊急速報メールが😳❗️
・0時26分に再び速報メールが😰😰😰
・0時39分に再々速報メール😱😱😱
😨明日は…何が起きても起こってもおかしくない❗❗地球になりつつある
のか… pic.twitter.com/6BUI68LdGW— hiro☆ (@just_movin_on) January 15, 2022
神奈川県の緊急速報メール連射の件の公式リリース、原因と配信設定の記載が「期待する動作・実際起きた動作」になっているので障害報告書としては0点です。これは原因じゃないよね?って鬼詰められるやつ。
なんか、なぜなぜシートなんてモノがある理由が少しわかった。https://t.co/7gWI8jYI9J pic.twitter.com/lQrJEnAMNe— ぃとじゆん (@xitopure) January 16, 2022
本当の専門家が言う「分からない」の信頼性は高い。非専門家の「分からない」の遥か上の次元の「分からない」だ。
あやふやな謎理論を持ち出すより遥かに誠実。https://t.co/oihUU3vyjZ
— ばりすた☕️脳神経内科医 (@bar1star) January 16, 2022
噴火で急激な気圧変化で潮位の変化って、いやほんと何それ。
こんな意味不明で前代未聞の珍現象を前に、「地震の津波ではないことは分かっているが、津波警報/注意報の仕組みを使って皆に知らせる」を咄嗟の判断で行ったのは本当にすごいな……。— ボマー (@bomber_bookworm) January 15, 2022
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