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救急搬送困難事案、過去最多の4151件と報告!第5波を超える規模 心筋梗塞の女性が死亡も  


1月18日に総務省消防庁は「救急搬送困難事案」が1月16日からの1週間で過去最多の4515件も確認されたと発表しました。

総務省消防庁によると、今月は新型コロナウイルスの新規感染者数が急増した影響で救急車を呼んでも搬送先が決まらない「救急搬送困難事案」が増え、昨年夏の最多だった3361件を超えて、4151件(前週2883件)を記録したとのことです。
その内の1031件が新型コロナウイルスに感染した疑いがあり、症状の重い患者も増えていると伝えられています。

一方で、新型コロナウイルスの患者数が急増した影響から一般診療の方も圧迫され、心疾患などの救急患者がすぐに入院することが出来ず、そのまま死亡した事例が発生。
読売新聞の記事には「数日前には、心筋梗塞の80歳代の女性が、10か所の病院に断られた末に同病院に到着したものの、直後に死亡が確認された」と書いてあるほどで、複数の病院を回っても入院先が見つからない厳しい現状が報告されています。

医療提供体制のひっ迫具合は第5波を超えているとの声もあるほどで、このまま新型コロナウイルスの新規感染者数が増え続けた場合、一般診療がさらに大きく制限されることになりそうです。

 

救急搬送困難、最多4151件 コロナ疑い1000件超―総務省消防庁
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022011800871&g=soc

総務省消防庁は18日、救急患者の搬送先がすぐに決まらない「救急搬送困難事案」が10~16日の1週間で4151件(前週2883件)に上ったと発表した。過去最多を記録し、このうち新型コロナウイルスに感染した疑いがあるケースは1031件(同541件)だった。

心筋梗塞の女性、10病院に断られた末に死亡…感染急増で一般救急「しわ寄せ」
https://www.yomiuri.co.jp/national/20220120-OYT1T50071/

 新型コロナウイルスの感染者が急増し、各地でコロナ病床の確保が進む中、「コロナ以外」の一般病床が 逼迫ひっぱく し、救急患者がすぐに入院できない事態が深刻化している。特に東京都内では、搬送先が見つからない「救急搬送困難事案」が18日に過去最多の260件に達した。複数の病院に搬送を断られた心筋 梗塞こうそく の患者が、ようやくたどり着いた病院で死亡が確認されたケースも出ている。

 

 

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全国の患者数/病床比率が256%に!東京413%や愛知459%、神奈川412%など 四国地方や中国地方も100%以上が相次ぐ
https://johosokuhou.com/2022/01/20/54959/

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