*JX通信社
1月24日に東京都で新型コロナウイルスの新たな感染者が8503人も確認されました。
月曜としては過去最多の数字となり、最も多かった先週の記録を2倍以上も塗り替えています。
感染者の内、2回のワクチン接種を完了していたのは3717人で、ワクチン未接種者は2397人となっていました。
新規感染者が急増した影響で救急搬送が困難になるケースが増えており、現時点で昨年の第5波を超えていると報告されています。
東京都では救急患者が5つ以上の病院に断られたり、20分以上経過しても決まらなかったりして困難となった場合、地域の中核病院などが搬送先を探す「東京ルール」という仕組みを適用していますが、今月20日時点で214.3件に増加していました。
これは第5波の1.5倍に相当する数字で、それだけ医療機関がひっ迫していることを意味しています。
1月24日の時点で16都県に「まん延防止等重点措置」が適用されていますが、さらに追加で大阪府や北海道など18道府県が政府にまん延防止の適用を求めている状況です。
追加のまん延防止が認められると、日本のほぼ全域がまん延防止の範囲となるわけで、次はいよいよ緊急事態宣言の発令も視野に入ってきます。
東京都 新型コロナウイルス速報
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/hodo/saishin/corona2831.files/2831.pdf
「東京ルール」適用増加 感染急拡大で“救急搬送困難”に
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220124/k10013446921000.html
この仕組みの適用件数は、感染の急拡大にともなって増加していて、7日間平均は、今月20日時点で214.3件になりました。
去年夏の第5波のピークは、8月13日の145.1件で、すでにおよそ1.5倍となっています。
1日ごとに見ると、今月最も多かった18日は260件に上りました。
「まん延防止」適用 18道府県が要請 きょうの動き【17時現在】
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220124/k10013446691000.html
飲食店への営業時間の短縮などを要請する「まん延防止等重点措置」。
現在、首都圏の1都3県や東海3県など合わせて16都県に適用されていますが、その後も国への要請が相次いでいます。
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